【Dropsync活用テク9-10】スキャナアプリで生成したPDFをPCでもタブレットでも見る

いわゆる「スキャナーアプリ」とは、本や貼り紙などをスマートフォンカメラで撮影し、自動的に真っ直ぐに補正し、さらに文字を読みやすいように画質調整を行い、複数枚の写真をPDFなどにまとめるためのアプリ。後で必要になるかもしれない雑誌記事や書類などを、スマートフォン上の簡単操作で読みやすいPDFにしておけるので便利だ。あんスマでは、定番アプリとして「CamScanner」や「MDScan」、さらに完全無料(広告なし)のアプリとして「Scan Master」を紹介している。
これらのアプリで生成されたPDFファイルも、「Dropsync」を使ってDropbox上にアップロードしておけば、PCから閲覧することができる。さらに、「Nexus 7」などのタブレットを使っている人であれば、タブレットにもDropsyncを入れて、自動ダウンロードの設定を行っておこう。自動ダウンロードを行わせておけば、無線LAN環境でないとネット接続できないタブレットでも、外出先でPDFを開けるのだ。


あんスマオススメのスキャナーアプリ

活用テク9: スキャナーアプリで生成されたPDFを自動アップロード



スキャナーアプリによって操作は異なるが、「CamScanner」の場合、ページリストの画面で下部右から2番目の共有ボタンをタップすると、PDFファイルが生成される。アプリ選択画面が開くが、アプリで開く必要はないので、「戻る」ボタンで閉じれば良い。

この時、本体内「CamScanner」フォルダにPDFファイルが生成されている。

Dropsyncを使い、このフォルダを、Dropbox内に作成した「Scan」フォルダなどと同期させよう。「Upload mirror」をオススメする。

自動アップロードが行われるので、スキャナーアプリの生成したPDFをPC上でも閲覧できる。

活用テク10: スキャンPDFをタブレットでオフライン閲覧

タブレットユーザーであれば、タブレットにも「Dropsync」を入れておこう。Dropboxサーバー上のファイルを自動ダウンロードさせておけば、オフライン環境でもファイルを開くことができる。

タブレット側では、本体内に「Scan」フォルダなどを作成し、このフォルダとDropbox上のフォルダを、「Download mirror」で同期させる。



スマートフォンで作成したスキャンPDFが自動ダウンロードされる。外出先など、オフライン環境でもPDFビューアアプリで閲覧できるのだ。タブレットの大画面なら読みやすい。

大量のPDFが自動ダウンロードされていくと、タブレットの容量を圧迫してしまう。不要になったPDFは、スマートフォン上で「ES ファイルエクスプローラー」などのファイラーアプリを使って削除する。



スマートフォン上で削除を行うと、スマートフォン上の「Dropsync」により、Dropboxから当該ファイルが削除される。「Upload mirror」は、「Dropbox内フォルダがスマートフォン内フォルダと同じになるよう、新たなファイルが追加されていたらアップロードするし、前はあったファイルが削除されていたらDropboxからも当該ファイルを削除する」という設定だからだ。

さらに、タブレット上の「Dropsync」の同期時に、当該ファイルは自動的にタブレット内からも削除される。「Download mirror」は、「タブレット内がDropbox内と同じになるよう、新たなファイルが追加されていたらダウンロードするし、前はあったファイルが削除されていたらタブレットからも当該ファイルを削除する」という設定だからだ。

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2013年01月04日21時00分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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