【Dropsync活用テク1-2】標準カメラ以外で撮影した写真もレタッチ済み写真もPCで閲覧&バックアップ

Dropbox公式アプリに搭載されている「カメラアップロード」機能や、前ページで紹介した「Dropsync」設定があれば、スマートフォン標準カメラで撮影した写真が、完全自動でPC内にも保存されるようになる。旅行や結婚式などで撮影した写真がPC内にもバックアップされることになるので、万一スマートフォンを紛失したり壊したりしても安心だ。また、PC上でも閲覧できるようになるので楽しいし、SNSなどへの投稿もラクになる。
ただ、「カメラアップロード」機能や前ページのテクは、あくまで「スマートフォン標準カメラで撮影した写真」に関するものだ。他のカメラアプリで撮影した写真も、「Dropsync」によって自動アップロードを行わせよう。「カメラアップロード」機能ではできない、自動同期アプリを使わないとできない活用テクだ。


カメラアプリによっては保存先を設定可能

ただ、カメラアプリによっては、この方法を使うまでもない、ということもある。カメラ内に写真の保存先設定が用意されており、標準カメラと同じフォルダへの保存が可能であれば、その設定を変えることで自動アップロードを実現できるからだ。



例えば、高機能型のカメラアプリ「Camera FV-5」には写真の保存先設定が用意されている。

活用テク1: 「漫画カメラ」などの写真を自動アップロード

QuickPic – Google Play の Android アプリ

先日Android版がリリースされた「漫画カメラ」には保存先設定がない。「cameran」なども同様だ。



こうしたカメラアプリの保存先を調べるには、定番画像ビューア「QuickPic」を利用しよう。起動後にメニューボタン「表示順序」。「日付の新しい順」を選択する。

新しく画像が保存されたフォルダが上になるよう、並び替えが行われる。つまり、例えば「漫画カメラ」で撮影を行った直後であれば、「漫画カメラ」の保存先フォルダが一番上に表示されるのだ。左スクリーンショットより、「漫画カメラ」の保存先フォルダは、「/mnt/sdcard/Pictures/漫画カメラ/」であることが分かる。これは機種によって異なるので、自分で確認することをオススメする。



このフォルダを、前ページと同様にDropsyncで同期させれば良い。好みにもよるが、Dropbox側にも「漫画カメラ」用の専用フォルダを作成し、そのフォルダと同期させると良いのでは。

後は前ページと同様。「漫画カメラ」で撮影を行うと、「インスタントアップロード」機能により、即座に自動アップロードが行われる。

これで、「漫画カメラ」で作成した画像もPC上にバックアップされる/PC上でも閲覧できる、というわけだ。

活用テク2: レタッチアプリで生成した画像も自動アップロード

スマートフォン上で、いわゆるPhotoshopライクなレタッチや、Instagramチックなフィルタ適用などを行う写真編集アプリの場合も、同様に、編集後の写真をDropbox上に自動アップロードさせることができる。レタッチアプリの保存フォルダを調べ、そのフォルダを「Upload only」でDropbox上にアップロードさせれば良いのだ。



例えば、「Pixlr Express」の場合は、アプリ上で画像の保存を行い、「QuickPic」で確認すると、保存フォルダは「/mnt/sdcard/Autodesk/Pixlr Express/」だった。

このフォルダを、同様に「Upload only」で同期させれば良い。

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2013年01月03日09時00分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード:, , | Short URL
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