【Dropsync活用テク5】スマホブラウザで落としたファイルをPCでも閲覧、DLフォルダの整理も行う

スマートフォンのブラウザは、PDFなどのファイルを開こうとすると、そのファイルをスマートフォン上のダウンロードフォルダにダウンロードし、「Adobe Reader」などのアプリで開く、という挙動だ。また、Playストア以外で「.apk」ファイルをダウンロードしインストールを行う場合も、「.apk」ファイルはダウンロードフォルダに保存されている。これらのダウンロードファイルを、「Dropsync」を使うことでDropboxに同期させよう。


活用テク5: スマートフォンのダウンロードフォルダとPCを同期

この同期テクには、大きく二つのメリットがある。
まず、スマートフォン上で落としたファイルをPCにバックアップできる、ということ。スマートフォンでのブラウジング中に見かけたPDFなどファイルは、自宅でPCでも閲覧したい場合が多いし、インストールに利用した「.apk」ファイルも、万一のスマートフォン故障時などを考えると、PCでバックアップできたら安心だ。スマートフォンでダウンロードしたファイルをDropboxに自動同期させておくことで、スマートフォンで開いたPDFをPCでも開いたり、「.apk」ファイルをPCにバックアップさせることができる。
次に、「Dropsync」の設定で「Two-way」を使うことにより、スマートフォン内ダウンロードフォルダの整理を、PC上で行える、ということ。「ダウンロードしたPDFやapkファイルがダウンロードフォルダに保存される」ということは、そのまま放置しておくとスマートフォンの容量を圧迫するということ。「Two-way」の同期であれば、PC上で削除したファイルは自動的にスマートフォンからも削除される。PC上で不要なダウンロード済みファイルを削除することで、スマートフォン上のダウンロードフォルダを整理することができるのだ。


ES ファイルエクスプローラー – Google Play の Android アプリ



ダウンロード完了時に通知でその旨が表示され、これをタップすることで、当該ファイルがビューアアプリで開かれる。

この時、本体内の「Download」フォルダにファイルが保存される。このまま放置しておくと、ダウンロードフォルダ内には大量のファイルが残ることになり、スマートフォンの容量を圧迫する原因にもなる。「ESファイルエクスプローラー」などのファイラーアプリでダウンロードフォルダの位置を確認しておこう。

ダウンロードフォルダと、Dropbox内に作ったフォルダ(例えば「Android_DL」フォルダ)を、「Two-way」で同期させる。

スマートフォンで落としたファイルを、PCからでも開けるようになるのだ。スマートフォンで調べ物をして、ふと数日後、「そういえばあの時開いたPDFは……」などと思った場合に、改めてGoogle検索などを行ってもなかなか目的のファイルを見付けられないことが多いが、自動同期をさせておけばPC上の作業で簡単に見付けられる、というわけだ。

スマートフォン内ダウンロードフォルダの整理を行う

数ヶ月に一度程度でも、Dropboxの「Android_DL」フォルダを覗き、余分なファイルが溜まっていないかチェックしよう。不要なファイルは削除しておく。PC上であれば、「このファイルは何だっけ」と思った場合に中を開いて確認するのも簡単だ。

「Two-way」の自動同期により、スマートフォン内ダウンロードフォルダからも、当該ファイルが削除される。スマートフォンの容量を空けることができるのだ。

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2013年01月03日21時00分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード:, , | Short URL
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