【スマホでPC操作】スマホからのメール送信でパソコンをシャットダウンする

remote-sremote0Wake On Lanで起動させて、パソコンを操作したあとに、わざわざパソコンの電源を消しに行くのは面倒だ。パソコンのシャットダウンもスマホから行おう。

パソコンのシャットダウンができるアプリはいくつかあるが、オススメは「sRemote」という、Gmailにメールを送信してパソコンを操作するソフト。メールでの操作なのでアプリを入れる必要はなく、外出先からでも操作できるのが強みだ。


パソコンにsRemoteをインストールして設定を行う

「sRemote」は、件名にコマンドの含まれたメールが届くと、感知してパソコン上でコマンドを実行する仕組みという、ちょっと風変わりな遠隔操作ソフトだ。Gmailを利用するのだが、sRemoteに登録するGmailアドレスは万が一を考え、Googleウォレットなどに登録しているアカウントは絶対に使わないようにしよう。できれば専用に新しくGmailアドレスを作るのが望ましい。

sRemote – Remote Control for PC via gmail.

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sRemoteのファイルを解凍して「sRemote.exe」を実行する。パスワード入力画面が表示されるので、入力して「Proceed」をクリック。ここでは「testtest」としてみた。

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メイン画面が表示される。左下の「Gmail setteings」をクリック。

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「Monitor this gmail account」に、sRemoteがコマンド受信に使うGmailアドレスとパスワードを入力。セキュリティ的に専用のアドレスを作って登録するのがオススメだ。そして「Reply to gmail account」に、sRemoteが返信してくるGmailアドレスを入力する。こちらはスマホでいつも使っているアカウントの方が使いやすいだろう。入力できたら「Save」をクリック。

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sRemoteの再起動を求めるダイアログが表示されるので「はい」をクリック。

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sRemoteが再起動されると、メイン画面が表示される。デフォルトではGmailの監視間隔が5秒になっている。変更したい場合は画面右側の「Monitor in (sec) 」の入力欄に秒数を入力して「Set Interval」をクリック。

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Wake On Lanで起動したときに自動的に起動するよう、スタートアップ登録しよう。「AutoStart」をクリックして、表示されたダイアログで「はい」をクリック。
スタートアップの方法が決めるダイアログが表示される。タスクトレイに最小化されて起動する「-h」を入力。「OK」をクリックしてダイアログを閉じる。

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「Start Monitoring」をクリックすると、Gmailの監視が始まる。これで準備は完了だ。スタートアップ登録してあるので、Wake On Lanで起動したときもsRemoteは自動で起動される。

スマホからsRemoteにコマンドを送る

remote-sremote17スマホから「sRemoteのパスワード();shutdown();」と件名に入力して、sRemoteの監視用Gmailアドレスに送信する。本文は空でよい。するとsRemoteがコマンドを受け取り、パソコンをシャットダウンさせてくれる。

remote-sremote18sRemoteを終了させたいときは、「sRemoteのパスワード();exit();」と件名に入力して送信しよう。コマンドを受け取るとsRemoteが終了する。

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2013年02月03日12時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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