【スマホでPC操作】パソコンのログインパスワードを入力しないで自動起動させる

remote-password0スマホからパソコン内のファイルにアクセスする場合、Windowsのアカウントにパスワードが設定されている必要がある。しかしパスワードが設定してあると、「Wake On Lan(WOL)」で自動起動した場合、パスワード入力画面で止まってしまう。遠隔でパソコンを起動したのに、わざわざパソコンまで行ってパスワードを入力するのでは意味がない。

パスワードを設定しつつ、パスワード入力をしないでログインできるように設定しよう。これならばパスワードを設定しつつ、WOLで起動したときにWindowsを完全に起動できる。なお、複数のユーザーアカウントがある場合、アカウント選択画面が表示されず、この設定をしたアカウントで起動される。


スマホからパソコンにアクセスするためアカウントのパスワードを設定

自分一人で使っている場合、アカウントのパスワードを設定してない人も多いはず。しかしそれではスマホからパソコンにアクセスできない。まずはアカウントのパスワードを設定しよう。

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コントロールパネルから「ユーザーアカウント」を開く。「アカウントパスワードの作成」をクリックしよう。

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パスワードを入力し、「パスワードの作成」をクリック。当たり前の話だが、パスワードは忘れないようにしよう。

パスワード設定してあるアカウントに自動ログイン

Windows起動時に自動ログインする設定を行おう。これでWOLでパソコンを起動したときに、パスワードを入力する手間がなくなる。画面はWindows7だが、XPやVistaでも設定方法は同じだ。

remote-password11アカウントパスワードを設定していると、Windows起動時にパスワード入力を求められる。これではWOLで起動しても、この画面で止まってしまう。

remote-password12Winキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」画面を表示する。「control userpasswords2」と入力して「OK」をクリック。

remote-password13「ユーザーアカウント」という画面が表示される。自動ログインするユーザー名を選択し、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」 のチェックを外す。「適用」をクリック。

remote-password14「自動ログオン」ダイアログが表示される。アカウントパスワードを入力して「OK」をクリック。

remote-password15「ユーザーアカウント」画面に戻るので「OK」をクリック。これでパスワードを設定しているにもかかわらず自動的にログインできるようになった。

スリープの解除時のパスワード入力を省略する

Windows7などでスリープ機能を使っている人は、スリープ解除時のパスワードも入力しないようにしておこう。「いつの間にかスリープになっていてアクセスできない!」という事態を防ぐことができる。

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コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」内にある「スリープ解除時のパスワードの要求」をクリック。

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一番下までスクロールし、「スリープ解除時のパスワード保護」にある「パスワードを必要としない」にチェックを入れる。「変更の保存」をクリック。これでスリープから復帰する際に、パスワード入力が必要なくなる。

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2013年02月02日15時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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