【スマホでPC操作】スマホを使い遠隔操作でパソコンの電源を入れよう 実行編

remote-power0前ページで、「Wake On Lan(WOL)」ができるようにパソコン側の設定ができたら、スマホにアプリを導入して、実際にパソコンを起動させよう。

設定が終わればアプリの操作は簡単だ。Wi-Fiに接続してタップするだけで、簡単にスマホからパソコンの電源を入れられるようになる。電源を入れるために、わざわざパソコンルームに行く必要がなくなるぞ。


起動するパソコンのMACアドレスを調べる

Wake On Lanでパソコンを起動するには、起動するパソコンのMACアドレスを知る必要がある。MACアドレスとは、ネットワークアダプタに割り当てられるIDのようなもの。これにより、起動するパソコンを設定するのだ。まずはパソコンでMACアドレスを調べよう。

remote-power11Winキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く。「cmd」と入力して「OK」ボタンをクリック。

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コマンドプロンプトが表示される。「ipconfig /all」と入力してEnterキーを押そう。

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「物理アドレス」または「Physical Address」という項目にMACアドレスが表示される。この値をメモしておこう。

「PcAutoWaker」を使ってリビングからパソコンを起動しよう

WOLを実行するには、「PcAutoWaker」というアプリを使う。最大5台のパソコンを登録でき、いっぺんに起動する機能もある。設定さえ終わればタップするだけで、リビングなどから簡単にパソコンの電源を入れられるぞ。

PcAutoWaker – Google Play の Android アプリ
PcAutoWakerPlus – Google Play の Android アプリ

remote-power21PcAutoWakerを起動して、「追加」をタップする。

remote-power22「登録名称の入力」で分かりやすい名前を入力して「次へ」。MACアドレス入力画面が表示されるので、先ほどコマンドプロンプトで表示したMACアドレスを入力しよう。「次へ」をタップ。

remote-power-23次にWi-Fiのアクセスポイント名を入力する。Wi-Fiに接続している状態なら「現在の接続状況を取得する」をタップすれば、自動的に入力してくれる。

remote-power24登録したWi-Fiに接続したときに、自動的にパソコンを起動するかどうかの設定画面が表示される。外出時にWi-Fiから外れ、また接続したときなどに、意図せずパソコンが起動することがあるので、とりあえずチェックを外しておこう。「完了」をタップ。

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これでパソコン情報の登録が完了した。登録された項目をタップするとメニューが表示される。「起動」をタップすると、パソコンの電源が入るはずだ。

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2013年02月02日14時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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