前ページでTeamViewerの設定が終わったら、本格的にスマホでパソコンを遠隔操作しよう。遠隔操作の活用としては大きく分けて2つだ。

まずはパソコンでしかできない操作を行うこと。パソコンでしかやり取りしていないメールを確認して返信したり、音が出るのでパソコン専用ゲームも遊ぶことができるぞ。

もう1つは、パソコンを触っているときには行いたくない作業を行うことだ。ウィルススキャンや動画のエンコードなどがそれにあたる。スマホで操作して動作させて、待ち時間はスマホでブラウジングやゲームなどを楽しもう。時間を効率的に使うことができるぞ。

パソコンゲームをスマホでプレイする

スマホから音がきちんと再生できるので、本来スマホではプレイできないパソコン専用ゲームもプレイできる。ドラッグしてカーソルを合わせ、タップしてクリック動作だ。

ノベルゲーム程度ならば余裕で楽しめる。Wi-Fiがある程度の速度があれば、多少のアクションがあるゲームも楽しめるぞ。

パソコンだけで使っているメールを確認して返信

メールソフトを起動してメールチェックしよう。ピンチアウトしてズームすれば十分に読むことが可能だ。

画面下のツールバーにあるキーボードアイコンをクリックすると、キーパッドが表示されて文字入力が行える。重要なメールに返信が行えるのだ。

キーパッドを出したときに、画面上部に修飾キーなどが表示される。一番右のアイコンをクリックすると、ファンクションキーや矢印キーなどが表示され、操作することが可能だ。

「↑」アイコンをタップした状態で矢印キーで、文字列の選択が行える。

2本指でタップするか、下のツールバーのマウスアイコンをタップで、右クリックメニューが表示される。選択した文字列のコピーなどが可能だ。

待つのが面倒なエンコードを行う

動画のエンコードはCPUをフルに使うため、エンコ中はパソコン操作ができない。スマホから操作して行おう。

無事にエンコが始まったのを確認できたら、スマホでゲームなどを行って遊んで待とう。

どうにも面倒に感じるウィルススキャンを行う

システムのウィルススキャン中はパソコンが重くなり、ほかの操作に支障が出る。エンコと同じくスマホから操作して行おう。

こちらも無事に始まったらスマホで別のことをやって楽しみながら待とう。

リモートコントロールを終了させる3つの方法

接続を終えるには、下部のツールバーの「×」アイコンをタップ。「接続を終了しますか？」という画面が表示されるので「終了」をタップすれば、接続が切断され、スマホ側のTeamViewerアプリが終了する。パソコン側のTeamViewerはまだ起動しているので、再接続すればまたリモートコントロールが行える。

TeamViewerは使わないけど、まだパソコンの電源を切りたくないなら、スマホ側からサーバソフトを終了させよう。

もうパソコンを使わないなら、スタートメニューからシャットダウンをすればOKだ。

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