【Nexus5root】全ての準備が終わったら「SuperSU」をインストールしてroot化を行う

カスタムリカバリの導入まで、全ての準備が終わったら、いよいよ「Nexus 5」のroot化を行う。カスタムリカバリ「TWRP」を利用し、アプリ「SuperSU」をインストールするのだ。

何故root化のために特定のアプリ(SuperSU)をインストールする必要があるのか良く分からない…という人もいるはずなので、簡単に説明する。
Windowsマシンなどを使っていると、たまに「管理者権限」が必要になるケースが出てくる。一般ユーザーの権限ではできない、システム深部を弄る作業などを、「管理者権限」を取得した上で行うことが必要になるケースだ。そしてWindowsであれば、マウスでボタンをクリックするだけで「管理者権限」を取得できる。
一方、デフォルト状態の「Nexus 5(などほぼ全てのAndroidスマホ)」では、「管理者権限を取得する」ということができない。ユーザーは、常に一般ユーザーの権限、つまりシステム深部などを弄れない権限でしか、スマホを利用することができないのだ。
そこで、システム深部を書き換え、管理者権限取得用のアプリ(SuperSU)をインストールしておけば、システム深部を弄るアプリなどを、管理者権限を取得した上で実行できるようになる、という訳だ。これが、いわゆる「root化」である。管理者権限取得用のアプリは複数存在するが、本記事では知名度が高い「SuperSU」を利用する。

…と、仕組み自体は少し難しいが、「TWRP」の導入までが終わっていれば、「SuperSU」のインストール作業自体は比較的簡単だ。以下の通りに作業を行おう。

[2013.12.17] SuperSU v1.86 – xda-developers

まず、「SuperSU」アプリをzipファイルとして手に入れよう。「xda developers」のスレッド内から「CWM / TWRP / MobileODIN installable ZIP」のリンクをクリック。

「Download」のリンクでzipファイルをダウンロードする。


ダウンロードしたzipファイルをスマホに転送

次に、ダウンロードしたzipファイルをスマホに転送する。任意の方法を使えば良いが、USBケーブル経由でコピーするのが一番簡単だろう。Helium利用の際に行ったのと同じ方法(記事内「スマホ側の準備を整える」段落)で、Androidの設定で「USBデバッグ」を有効にしておこう。



スマホをUSBケーブルでPCに接続し、マイコンピュータからスマホを開く。内部ストレージ直下に、先ほどダウンロードしたzipファイルをコピーしよう。

「TWRP」からzipファイルをインストール

スマホで「TWRP」を立ち上げる。ブートローダーから「Recovery mode」を選択すれば良い。「TWRP」導入後の動作チェックで行ったのと同じ方法(記事内「カスタムリカバリ導入が正常に行われたか確認する」段落)で良い。「Install」をタップ。

スマホの内部ストレージが開かれる。最下部にスクロールし、先ほどコピーした「Super SU」のzipファイルをタップ。

画面下部のスワイプでインストールを開始する。

インストールが行われる。「Successful」と表示されたら「Reboot System」をタップ。

スマホが再起動されるので、ドロワーを開いてみよう。「SuperSU」が表示されていたらroot化完了だ。

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2014年01月01日17時06分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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