【Nexus5root】Root化の前にHeliumでスマホ内データを完全バックアップ

Nexus5でroot化を行うためには、まず前提として、「ブートローダーのアンロック化」と呼ばれる作業が必要になる。そして、「ブートローダーのアンロック化」を行うためには、一度本体を初期化する必要がある。つまるところ、root化を行うには、スマホを初期化する、つまり内部データを一度全て空にする必要があるのだ。

root化を行うと便利になるけど、でも、これまで作ってきたアプリ設定などが全て消えてしまうのはイヤだ。そこでroot化を行う場合には、まず一番最初に、スマホ内のデータをPC上にバックアップしておこう。バックアップしておけば、root化に伴いスマホを一度初期化してしまっても、root化後にバックアップデータをスマホに戻すことができるのだ。

Android用バックアップアプリとして、一番のオススメは「Helium」。アプリやそのデータを、PCを使ってバックアップ/復元することができるぞ。


PC側の準備を整える

Heliumは、PCとUSB接続したスマホ上で動作するバックアップアプリだ。その仕組み上、まずPC側に専用アプリをインストールする必要がある。

ClockworkMod Carbon

まず、Helium公式サイトからWindows版のHeliumをダウンロードしてインストールする。



ちょっと分かりにくいが、インストール後にHeliumを起動する場合は、コンピュータから「C:\Program Files (x86)\ClockworkMod\Helium」を開いて「Carbon.exe」を起動すれば良い。「.NET Framework」のインストールを求められた場合は画面の指示に従ってインストールを行おう。

スマホ側の準備を整える

PC側での準備が終わったら、次にスマホ側でも準備を行おう。ポイントは、「開発者向けオプション」。「Helium」を使うために設定変更が必要なのだが、デフォルト状態だと、「開発者向けオプション」は隠されている。以下の通りに作業を行おう。

Helium – App Sync and Backup – Google Play の Android アプリ

まず、Androidの「設定」を開き、「端末情報」「ビルド番号」を連続でタップする。

1階層上に「開発者向けオプション」という項目が追加される。

「開発者向けオプション」を開いて、「USBデバッグ」にチェックを入れる。

Heliumでスマホをバックアップ

準備が終わったら、Heliumアプリでバックアップを行おう。

以上の準備を行った上で、スマホをUSBケーブルでPCに接続する。警告が表示されるので「OK」

スマホにHeliumをインストールして起動する。

PC側のHeliumに「Helium has been enabled on your Android」と表示されれば正常だ。実際のバックアップ作業は次ページ通り。

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2013年12月31日15時36分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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