【Nexus5root】root化作業に必要な「Android SDK」をPCに導入する

Nexus5等のroot化を行うには、その前提として「ブートローダーアンロック」と呼ばれる作業が必要になり、そして、「ブートローダーアンロック」を行うためには、PCに「Android SDK」を導入する必要がある。「Android SDK」とは、「アプリ開発者やパワーユーザー向けの、スマホ用ツール群」とでも言うべき代物だ。

…何だか「準備のための準備」という感じで面倒くさいが、導入の方法自体は比較的簡単だし、また、「Android SDK」は、root化のみならず、Androidスマホを高度に使いこなすためには、どうしてもいずれ必要になる物だ。時間がある時にちょっと頑張って、以下の方法で自分のPCに導入しておこう。


「Android SDK」をインストールして必要なツールを導入

Android SDK | Android Developers



「Get the Android SDK」のページにアクセスし、ページ下部「DOWNLOAD FOR OTHER PLATFORMS」を展開し、「SDK Tools Only」内のWindows用ファイルをダウンロードする。zip版とexe版が用意されているが、よく分からなければexe版を選択しよう。

次の画面で、画面の指示に従い、チェックを入れて「Download」でダウンロードが行われる。

ダウンロードしたexeファイルを実行してインストールを行う。途中で「Java SE Development Kit」がインストールされているかチェックが行われる。インストールされていない場合は指示に従い「Java SE Development Kit」のインストールを行う。

「Install for anyone using this computer」を選択する。

インストールフォルダを「C:\android-sdk」に変更する。後は指示に従い「Next」をクリックして行けば良い。



インストール後、「Android SDK Manager」を起動する。「Tools」内の「Android SDK Tools」「Android SDK Platform-tools」、「Extras」内の「Google USB Driver」にチェックを入れて「Install Packages」。



「Accept License」にチェックを入れて「Install」。



自動でインストールが行われるので「Close」。「Android SDK Manager」を終了させよう。

「platform-tools」にパスを通す

ここまでの作業が終わったら、次に「パスを通す」という作業が必要だ。昔からPCを触ってきた人にとっては一般的な作業なのだが、最近はこの作業を手動で行う機会が少ないから、「?」という人が多いはず。何をやっているのか分からないかもしれないが、とりあえず、下記通りに作業を行えばOKだ。

まず、コントロールパネル内で「システム」を開き、「システムの詳細設定」。

「環境変数」をクリック。

「システム環境変数」を少し下にスクロールさせ、「Path」を選択して「編集」。

「変数値」の最後に「;C:\android-sdk\platform-tools」と追加して「OK」で閉じる。Windowsを再起動させよう。



これで「Android SDK」の導入作業は完了だ。正常に導入が行われたかチェックしてみよう。コマンドプロンプトを開き、「adb」と入力してエンター。「cd」等でディレクトリ移動を行う必要はない。コマンドプロンプトを開き、そのまま「adb」で良い。ずらーっと文字が表示されれば正常だ。

特集目次

関連記事

2013年12月31日18時46分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事