【Nexus5root】root権限を取得できたかチェックし、root必須アプリなどを利用する

ここまでの作業が全て終われば、遂に「root化」が完了だ。正常にroot化を行えているか、動作確認をしてみよう。

root化を行う最大のメリットは、「root権限必須」なアプリを利用できるようになること。root未取得状態では使えない、システムの深部などを弄るアプリが、Playストア上にも多数公開されている。こうしたアプリを、root化後は自由に利用できるようになるのだ。
root化後にroot必須アプリを起動すると、「SuperSU」のダイアログが表示される。「そのアプリをroot権限で動かして良い?」と聞いてくれるのだ。「root権限必須」であることを理解し、信頼してインストールしたアプリであれば「許可」しよう。
注意点は、何でもかんでも「許可」してはダメ、ということ。「そのアプリにroot権限を認める」ということは、「そのアプリにシステム深部を自由に弄らせる」ということだ。つまり、悪意あるアプリなどにroot権限を認めてしまうと、個人情報漏洩などの危険が極めて大きい。システム深部を弄る訳でもないはずなのに、何故かroot権限を要求してくるアプリ、信用できないベンダーのアプリなどの場合は「拒否」を行おう。

さらに、root化を行えば、カメラシャッター音の無効化などもできるようになる。root未取得状態ではできない、システムファイルの書き換えができるようになるからだ。シャッター音は、システムフォルダ内に保存された音声ファイルなので、このファイルを書き換えてしまえば良い。

root化後のAndroidスマホは、正に「自由」だ。自分の好きなように弄り尽くすことができるぞ!


root権限必須なアプリで動作確認を行う

Titanium Backup ★ root – Google Play の Android アプリ



root権限必須アプリは、Playストア上でも普通に配布されている。一番有名なのは、おそらく「Titanium Backup」だろう。この特集の冒頭で紹介した「Helium」と同様、アプリデータを含む完全バックアップを行うためのアプリだ。試しにインストールし、起動してみよう。

起動時、「SuperSU」の「スーパーユーザーリクエスト」プロンプトが表示されれば正常だ。「起動されたアプリがroot権限を要求しているけど、認める?」という意味。「許可」をタップ。

root権限で「Titanium Backup」が起動される。画面の「root権限」が「OK」になっていれば正常だ。

誤って拒否してしまった場合などは「SUperSU」アプリの「アプリ」タブを開く。アプリ名をタップすれば、許可/拒否を再設定することができる。

カメラのシャッター音無効化なども可能に

Solid Explorer (Trial) – Google Play の Android アプリ

root化後は、ファイラーアプリなどでシステムファイルを弄ることもできるようになる。「Solid Explorer」の場合は、「ジャンプ」「デバイス」「システムルート」。

これまでは弄れなかったシステムフォルダが開かれる。

シャッター音は、「system\media\audio\ui」内の「camera_*.ogg」ファイルだ。ロングタップ「名前の変更」で、これらのファイル名を「camera_*.ogg.old」にリネームする。

スマホを再起動させれば、以後、標準カメラでもシャッター音が鳴らなくなるぞ。

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2014年01月01日20時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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