「提供元不明」のアプリのAPKファイルのインストールは慎重に行うべし!~Androidのセキュリティ

secuiconAndroidでは、Google Playストア以外で配布されているアプリや、自分で作成したアプリなども、設定で「提供元不明のアプリ」のインストールを有効にすれば、自由にインストールして利用可能だ。作者がGoogle Playストアへの登録手続きを面倒くさがっている個人開発のアプリや、Google Playストアでは登録を拒否されてしまう大人向けのアプリなどは、開発元のサイトなどで独自に配布されている場合がある。また、独自に多数のアプリを登録して配布している非公式のマーケットも存在する。

非公式マーケットでは有害なアプリが放置されている場合があるし、意図的に有害アプリを配布しているサイトも存在する。信頼できないサイトで配布されているアプリは、インストールしないように注意しよう。

また、十分に信頼できるサイトからダウンロードしたり、自分でバックアップしたりしたアプリでも、有害アプリによる改ざんが行なわれている可能性があるので安心はできない。
APKファイルをインストールする場合は、マルウェア対策アプリでスキャンするなどして、十分に安全を確認してからインストールするようにしよう。
また、アプリ探しやバージョンアップを行なうとき以外は「提供元不明のアプリ」の設定を無効にしておけば、誤ってインストールしてしまう可能性を減らせるぞ。

security_001「提供元不明のアプリ」の設定は、Androidの3.xまでは設定の「アプリケーション」、Android4.0以降では「セキュリティ」の画面に存在する。設定項目をタップするとこのような警告が表示され、「OK」を押せば設定が有効化されるぞ。


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2012年04月19日16時30分 公開 | カテゴリー: セキュリティ | キーワード:, , | Short URL
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