スマホにGoogleドライブアプリを導入してパソコンで同期したファイルを閲覧

googledrive

Googleドライブは、当然Androidスマートフォンからのアクセスにも対応している。移動中などパソコンを使えない状態でも、自宅などで保存したファイルに素早くアクセスできるので便利だ。
同様のオンラインストレージとしては「Dropbox」や「SugarSync」、「Box.net」などさまざまなものがあるが、Googleドライブには、Androidに登録されたGoogleアカウントでログインできるという利点がある。設定の手間が少なく手軽に利用できるので、今後のAndroidでのオンラインストレージの主流となりそうだ。

Android用のGoogleドライブアプリは、Googleドキュメントアプリからのバージョンアップという形で公開されている。まだGoogleドライブが使用可能になっていないアカウントでは、従来のGoogleドキュメントアプリとして利用可能だ。
Googleドライブを利用しているアカウントでは、一部のメニュー項目の表記が変更になるが、機能自体は従来のGoogleドキュメントアプリとさほど変わらない。メインメニューから「マイドライブ」などを選択すると、サーバ上に保存したファイルが表示され、タップしたファイルがダウンロードされて対応アプリで開かれるぞ。
また、ロングタップメニューからオフライン化を行なっておけば、ネットに繋がっていない状態でも閲覧可能だ。

Google ドライブ – Google Play の Android アプリ
パソコンにGoogleドライブを導入してフォルダを同期・アップロード

googledrive_201Android版Googleドライブを起動すると、このような画面が表示される。

googledrive_202メニューの「設定」から、このような設定画面に進める。「キャッシュサイズ」で、一度サーバから取得して表示したファイルを次回以降素早く開くために保存しておくキャッシュファイルの保存量を設定出来る。SDカードの容量に余裕があるなら大きめの値に変更しておくと便利だ。

googledrive_203「マイドライブ」をタップすると、このようにサーバ上に保存されたファイルの一覧が表示される。

googledrive_204画像ファイルなどをタップすれば、ファイルがダウンロードされて、対応アプリで開かれる。対応するアプリが複数インストールされていて、デフォルトのアプリが設定されていない場合は、アプリの選択画面が表示されるぞ。

googledrive_205ファイルをロングタップッすると、このようなメニューが表示される。「共有」では、他のGoogleドライブユーザーがファイルにアクセスできるように招待できる。「送信」では、ブラウザの「共有」メニューのように、共有インテントに対応したアプリを呼び出して、メールへの添付やSNSへの投稿などを行なえる。名前が紛らわしいのが困りものだ。

googledrive_206ロングタップメニューから「オフラインで利用できるようにする」を実行したファイルは、トップ画面の「オフライン」から一覧表示でき、ネットにつながっていない状態でも表示可能だ。

googledrive_207ワープロ文書や表計算文書、プレゼン文書などは、内蔵のビューアで開かれるぞ。


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2012年04月27日10時24分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード:, , | Short URL
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