【Nexus5root】アプリ本体もアプリの設定やハイスコアデータ等も両方バックアップできるHelium

最強バックアプリHeliumがスゴいのは、「スマホ内のアプリ本体」も「アプリの設定等」も、両方ともバックアップできるということ。Androidでは、「アプリ自体」と「そのアプリによって生成されたデータ」が区別される。例えばゲームの場合、「ゲーム自体」と「ハイスコアなどのデータ」は別のものだし、ユーティリティアプリの場合、「アプリ自体」と「そのアプリで自分が作った設定などのデータ」は別のものだ。

スマホを初期化したりする場合に、何よりバックアップしたいのは後者。「そのアプリによって生成されたデータ」の方だ。ゲームやユーティリティアプリ自体は、基本的にPlayストアでいつでも再度インストールできる。スマホ初期化後に、再びPlayストアからインストールすれば良いのだ。しかし「そのアプリによって生成されたデータ」は、通常だと取り返しがきかない。

Heliumを使えば、「ハイスコアなどのデータ」「そのアプリで自分が作った設定などのデータ」をバックアップし、初期化後のスマホなどに戻すことができるのだ。

前ページの方法で準備を終えたら、以下の方法で実際のバックアップ作業を行おう。

全アプリをバックアップする場合は、Heliumの下部メニューを展開して「すべて選択」「バックアップ」。「アプリデータのみ」にチェックを入れておくと、本文の「そのアプリによって生成されたデータ」のみがバックアップされ、「アプリ自体」はバックアップされなくなる。チェックを外し両方ともバックアップする方が作業は楽だが、バックアップデータが肥大化してしまう。スマホ内に5~10GB程度の空きがあるならチェックを外し、ないならチェックを入れておこう。

バックアップ先を選択する。無料版だとオンラインストレージへのバックアップはできないので、「Internal Storage」を選択。

バックアップが開始される。どうしても時間が掛かるので少し待とう。



「バックアップは完了しました」と表示されたら作業完了。この時点で、スマホ内「carbon」フォルダ内に、アプリデータがアプリ毎フォルダに分かれてバックアップされている。「Solid Explorer」などのファイラーアプリで確認できるはずだ。



スマホをPCにUSB接続したまま、これらのフォルダをPC内にコピーする。


バックアップ済みデータをスマホに復元する

ここまでの方法でバックアップしたデータをスマホに戻すには、以下の方法を使う。本特集でroot化を行うと、スマホ内のデータが全て消えてしまう。root化の後に、データを戻すために以下の方法を利用しよう。



Root化が終わったら、以上の作業でPC上にバックアップしてあるデータをスマホ内に戻す。スマホをUSB接続し、バックアップフォルダをスマホ内「carbon」フォルダにコピー。

先ほど同様に「Helium」を起動し、「リストアと同期」で「Internal Storage」を選択。

「アプリデータのみ」でバックアップを行った場合は、まず、アプリ名を一つずつタップしよう。Playストアでのダウンロードを促されるので、指示に従い、アプリ自体のダウンロードを行う。

アプリをインストールしたら、画面下部メニューで「すべて選択」「リストア」。

リストア作業が行われ、アプリデータがスマホ内に復元される。

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2013年12月31日16時20分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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