Moto Xの「Active Display」を他機種で再現する「ActiveNotifications」(Android4.1.2↑)

Google傘下となったモトローラが遂にリリースする「Moto X」で一番注目されている機能は「Active Display」。新着メール受信時や不在着信時などに、ディスプレイにその旨を表示し続ける機能だ。昔のガラケーには、不在着信などを知らせる「サブディスプレイ」などがあり、(メイン)ディスプレイを付けなくても不在着信などに気付くことができた。スマホは「サブディスプレイ」がなく、代わりにLEDの点灯などで不在着信などを伝える機種がほとんどだが、これだと「点灯してるからディスプレイ付けなければ」という以上の情報は分からない。「Active Display」なら、(メイン)ディスプレイで「あ、メールが来た」「LINEトークを受信した」などと分かるから便利だ。
……と、概要を書いただけでバッテリー消費が心配になるが、Moto Xで採用されているAMOLEDパネルであれば、アイコンや文字が表示されている部分のみが発光するので、バッテリー消費はそれほどではない、はずだ。Galaxyシリーズなど、他のAMOLED機種でも同様だろう。
「Active Display」を他機種で再現するには、「ActiveNotifications」というアプリを使う。ファーストリリース時にはAndroid4.3専用だったアプリなのだが、その後のバージョンアップで、4.1.2以降であれば利用可能になっているぞ。


ActiveNotifications – Google Play の Android アプリ

Androidの通知を利用するアプリなので、初回起動時にシステム設定を行う必要がある。「OK」をタップ。



本体の設定画面が開かれるはず。「ユーザー補助」「サービス」の「ActiveNotifications」を「ON」に変更しよう。警告が表示されるが「OK」。

メイン画面に戻る。「Enable ActiveNotifications」が「ON」になっていることを確認。これで初期導入は完了だ。



以後、画面消灯時にメールなどが届くと、ディスプレイ上にその旨が表示される。メールなどのアイコンをホールドすると情報(メールの件名や件数など)が表示される。指を上部のアプリアイコンに動かしリリースすれば当該アプリが開かれ、下部のアンロックアイコンに動かしリリースすればホーム画面が開かれる。


「ActiveNotifications」の設定を変更

デフォルトでは、ActiveNotificationsの画面はシステム設定の画面消灯時間で消える。しかし本文通り、ActiveNotificationsは、表示され続けていた方が便利だ。メイン設定内「Custom screen timeout」で時間を「分:秒」形式で設定しよう。20分くらいに設定しておくのがオススメ。……これでバッテリー消費が酷くなるようであれば、そもそもActiveNotificationsを使う意味自体がない、ということだろう。

「Notification types」は、特定アプリの通知を無視するブラックリスト機能だ。重要度の低い通知が入りまくるアプリをタップし、赤くしていこう。

0.99ドルのアプリ内課金後に利用できるようになる設定もある。ActiveNotificationsのディスプレイの明るさなどを弄れるので、バッテリー消費をある程度抑えられる。

LINEなど、ActiveNotificationsにアイコンが内蔵されていないアプリの通知も扱える。

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2013年08月13日18時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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