世界初デザイン重視のスマホ「INFOBAR A01」特集 2

guide_01


INFOBAR A01本体の性能

20110708-103212しばらく触っていると、そのハードウェアスペックの高さが垣間見えてくる。チップセットがQualcomm第2世代モデルの上位版のMSM8655(1.4GHz)を搭載しているので、動作は快適。画面やアプリがヌルヌルとストレスなく快適に動く。いくつかのアプリを同時に起動しても動作が遅くなったりといったことは感じなかった。メモリ一つひとつの動作がもっさりしていて、不安定だった今までのスマホではない。ベンチマークを見れば、性能の高さは明らかで、この夏発売のモデルでトップクラスだ。

20110708-163754INFOBAR A01は日本人向けのカスタマイズが十分されている。EZwebメール、赤外線通信、おサイフケータイ、ワンセグ、LISMO…ガラケーでできて、スマホだからできないことがないので、INFOBAR A01は多くのユーザーから支持が得られる。今までスマホを使ってきて、動作速度や標準機能に不満を抱えていた人にとっては、スマホ乗り換えの選択肢に、また今までガラケーを使ってきた人にとっては、はじめてのスマホとして使い始めることができる。


ワンセグとイヤホンの利用には少し注意が必要だ。ワンセグを再生するときには、充電ジャックを挿入する部分(USB Miniポート)に変換ケーブル型アンテナをつながなくてはならない。そのため、充電しながらワンセグを見るという構図は成立しない。イヤホンを利用する場合も、同様の変換ケーブルを利用することになる。この変換ケーブルはアンテナにもなるし、イヤホンジャックにもなる優れものだが、給電することはできなくなるのだ。

電池といえば、INFOBAR A01のバッテリーは1020mAhだ。他機種と比べると小さめのバッテリーである。頻繁に触っていると、電池が直ぐになくなったと感じるだろう。そのため何らかの方法で長持ちさせる必要がある。

電池のもたせ方

方法は2つある。1つはINFOBAR A01内部の不要なソフトウェアを停止させて節電する方法。2つ目は外部バッテリーを持つことで、1020mAhの壁をぶち破る方法だ。結論から言えば、2つ目の方法をオススメする。

ソフトウェア的に節電

まずは、ソフトウェア的に節電する方法だ。上から順番に節電効果が高いぞ。
20110708-141134

画面の明るさを手動設定に変更せよ

最もスマホで電力を消費する液晶の設定を正しく行なうことで、かなりの節電効果がある。自動設定にチェックを外して、自分が見える最低ラインに設定しよう。このとき、バックグラウンドが自動消灯する時間を30秒に合わせて設定しておくことで、より節電効果が望める。

20110708-141123

不要なネットワークをOFF

WIFI、Blootooth、GPSをONにしておくと、常にスマホは電波を発信してWi-Fiスポットや自分の位置を検索し続けてしまう。外部のネットワークに接続したいときだけON、自分の位置を知りたいときだけON、「したい時だけON」にすることで、無駄な動作をなくし、節電できる。

20110707-160258

使い終わったアプリは即停止!

アプリを使い終わってHOMEボタンで戻ると、バックグラウンドではそのアプリが生きている。TwitterやFacebookのアプリは定期的に最新のアップデートを自動取得するが、これらの取得間隔が短いと電池を消費しやすくなる。長めの設定が基本だ。


20110708-141104

便利な省エネオプションを活用せよ

こうした作業を一括で行うオプションがINFOBAR A01には備わっている。その名も「とにかく省エネ」と「おやすみ省エネ」だ。「とにかく省エネ」はその名のとおり、考えられるすべての項目が省エネ設定となり、画面の明るさを下げたり、バックグラウンドで通信するアプリを停止させたりといった作業をすべてやってくれる。気をつけたいのが、一度OFFにすると、戻すときは手動であるという点だ。一方、「おやすみ省エネ」は2段階のレベルで指定時間内だけ機能をOFFにすることができる。基本的に寝ている時間帯に設定するといいが、仕事中の時間帯に合わせてもいいぞ。


ハードウェア的に節電

バッテリーの容量が限られていると、いろいろな設定に気を配らなければいけないので精神的にも疲れてしまう。使いたいときに使いたいだけ使うのだ! という人はぜひ外部バッテリーを購入しよう。かばんに入れておくだけで数日間充電する必要なく、電池切れには見舞われることはない。

SANYOのKBC-L2BSは5000mAhの大容量なので、INFOBAR A01を5回フル充電することが可能だ。私をはじめとする多くのスマホユーザーが利用しており、評判もとてもよい。巻き取りができる変換ケーブルと合わせて購入することでバックの中もスッキリするぞ! 5000円程度の追加投資でソフトウェア設定の面倒を見なくてよくなるというトレードオフを高いと見るか、安いと見るかは個人によると思うが、バッテリーのもちを長くするための一つの選択肢としてアリだ。

INFOBAR A01はこんな人にオススメ!

・おしゃれなスマホが欲しい人
・これからスマホを買おうかなと思っている人
・赤外線通信などの日本人向けサービスをスマホで使いたい人

INFOBAR A01の関連写真


SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2BS
ELECOM Micro-USB(A-MicroB)ケーブル 巻き取り式 0.7m ブラック MPA-AMBIRL07BK
INFOBAR A01 | iida

関連記事

2011年07月08日17時43分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事