【iPhoneがダメな7つの理由 2】日本語変換アプリも自由に入れ替えできない

AndroidスマートフォンがiPhoneより優れている理由のその2は、日本語変換アプリなど、システムに関わるようなアプリも自分で入れ替えできる、ということだ。
Appleのダメなところは、「iPhoneに載せている日本語変換アプリの質がイマイチ」ということではない。Appleは、別に「日本語変換アプリで有名」というわけでもないのだから、それは仕方ない。しかし、それならそれで、ほかのベンダーが作る高品質な日本語変換アプリを使わせてくれればよいのに、日本語変換を自社製の標準アプリから入れ替えできないようにしている。その囲い込み体質が、Appleのダメなところだ。
自由なAndroidスマートフォンであれば、初期搭載されている日本語変換アプリに不満を感じたときは、簡単にほかのアプリに入れ替えることが可能だ。Windows用としても有名な、「Google日本語入力」「ATOK」などを利用できるぞ。


初期搭載IMEから「Google日本語入力」に入れ替え

「Google日本語入力」は、特に最新のアニメや映画・音楽、ネットスラングなどへの強さから、Windows用としても人気を集めている日本語変換アプリだ。ウェブ検索からメールまで、日常的に利用する日本語変換を高性能なアプリに入れ替えれば、スマートフォンライフの快適さが大きくアップするぞ。


Google 日本語入力 – Google Play の Android アプリ

Androidでは、日本語変換のようにシステムに関わるアプリであっても、Googleの「Playストア」で普通に検索し、普通にインストールするだけで利用できる。

システムの設定画面「言語と文字入力」でアプリを選択する。



iPhone標準の日本語変換は、それほど「低性能」というわけではないが、少なくとも「スゴい!」というレベルではない。



「Google日本語入力」であれば、文章などの変換性能もかなり高いし、最新アニメなどへの強さは、おそらく現在トップだ。

月額300円の「ATOK Passport」は本気で凄い

PCやスマートフォンで文章を打つ機会が多く、日本語変換にお金を払ってもよい、と思っている人であれば、一番オススメなのは「ATOK Passport」だ。月額300円だが、この固定額でPC用のATOKとスマートフォン用のATOK、両方を利用できる。PC用のATOKを2~3年に一度買い換えるのであれば、値段はほぼ変わらない。
「ATOK Passport」のスゴさは、「性能に定評のあるATOKの日本語変換をPCとスマートフォンの両方で利用できる」ということだけではない。「ATOK Sync」というサービスを利用することで、PCとスマートフォンのユーザー登録辞書を同期させることができるのだ。つまり、PC上で登録した単語を、スマートフォンでも変換できるようになる。さらに、スマートフォン用の追加辞書も最大10個ダウンロード可能。これだけ付いていて月額300円ならば、仕事の資料や学校のレポートなどを打つ機会が多い人にとってはお買い得なはずだ。


Just MyShop ATOK Passport
ATOK Passport版 – Google Play の Android アプリ

iPhoneなど、通常の日本語変換では、スマートフォン上で辞書登録を行う必要がある。「友達が変わった名前なので、その名前を変換できるようにしておく」くらいなら現実的だが、例えば、「自分が勉強している分野の専門用語を片っ端から登録しておく」なんてことは、実際問題不可能だ。

「ATOK Passport」で利用できる「ATOK Sync」は、PCのATOKとスマートフォンのATOKとで辞書登録を同期するサービスだ。

例えば、PC上でATOKの単語登録を行い……。

PC用の「ATOK Sync」ソフトを使って辞書登録をアップロードしておくと……。



その単語が、スマートフォン用のATOKにも登録され、スマートフォン上でも変換できるようになる。

上述通り、追加辞書も最大10個までインストール可能だ。

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2013年01月26日14時00分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, , | Short URL
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