スマートフォンで開いているウェブページも、Kindleに放り込んで「あとで読む」

スマートフォンで開いているウェブページも、専用アプリを使えばKindleに放り込み、「あとで読む」ことができる。ブラウザやRSSリーダーなどでウェブページを開き、開いた状態で、Kindle投稿用のアプリに「共有」でウェブページを渡せば良い。……ただ、Kindle投稿用のアプリは、まだ選択肢が少ない。このページでは、海外製の有料アプリ「Push to Kindle」を紹介するが、今後新しい選択肢はどんどん出てくるかも。


Android機でKindle投稿を行うには「Push to Kindle」を使う

Push to Kindle – Google Play の Android アプリ



「Push to Kindle」をインストール後、ブラウザやRSSリーダーなどでウェブページを開き、「共有」操作から「Push to Kindle」を呼び出す

初回時には設定を行う。「Kindle email address」に、自分専用の送信用メールアドレス(「Send-to-KindleのEメールアドレス」)の@以前を入力。また、メールは「Send from」のアドレスから送信される。初期状態だと「kindle@fivefilters.org」から届くため、このアドレスを「承認済みEメールアドレス」に登録するか、「Send from」の設定を、自分が既に登録している「承認済みEメールアドレス」に変更する必要がある。よく分からなければ、「Send from」に、普段Amazonログインのために使っているメールアドレスを入力すれば良い。設定が終わったら「Save and Sand」

ページがKindleに投稿される



後はこれまで同様だ。スマートフォンやタブレットなどで、先ほど開いていたページを読むことができる

オフライン時の投稿はできない

無料の「Send to Kindle」は日本語が文字化けする

同種のアプリ、「Send to Kindle」であれば、無料だ。基本的な使い方もほぼ同じなのだが、ただ、こちらのアプリだと、Kindleに放り込んだウェブページの全角記事タイトルが文字化けする。「とりあえずこっちを使っておき、いずれバージョンアップで文字化けが直るか、文字化け等の問題が起こらない別の無料アプリが登場するのを待つ」というのも手ではある。


Send to Kindle – Google Play の Android アプリ

基本的な使い方や機能は「Push to Kindle」と同じ。ブラウザ等の共有メニューから呼び出し、初回時に「Kindle-mail」に自分専用の送信用メールアドレス(「Send-to-KindleのEメールアドレス」)の@以前を、「Kindle approves email」に「承認済みEメールアドレス」を入力して「Send to Kindle」

本文通り、記事タイトルの全角が文字化けしてしまうのが欠点

失敗した場合にKindleストレージから削除を行う方法

上記の「文字化け」など、Kindleストレージへの投稿をミスった場合は、PCブラウザでAmazonのアカウントサービスにログインし、「Kindleライブラリ」から削除を行う。Kindleのスマートフォンアプリには、「端末上からそのタイトルを削除する」という機能はあっても、「Kindleストレージからそのタイトルを削除する」という機能がないからだ。おそらく、「ストレージに一度入れたdocやPDFは、読み終わっても、端末から削除するだけで、ストレージには入れっぱにしておく。5GBの容量があるから、入れっぱにしても大丈夫」ということなのだろうが、やはり、削除機能が無いのは少し面倒だ。

PCブラウザでAmazonのアカウントサービスにログインし、「Kindleライブラリ」を開く。タイトル右の「アクション」から削除を行える

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2012年10月28日19時00分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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