Kindle Storeから電子書籍をダウンロードする、AndroidでのKindle利用の基本

Kindleは、次ページ以降で解説するように、購入した電子書籍データのみならず、自分で作成したdocファイルや、ネットで拾った/仕事や学校で使うPDF、じっくり読みたいウェブページまで、「スマートフォンやタブレット等で読むもの」という、広い意味での「電子書籍全般」を読むためのプラットフォームだ。とはいえ、やはり、基本的な使い方は、「AmazonのKindle Storeからダウンロードした電子書籍データを読む」というもの。複数のAndroid機を持っている場合、それらの間で電子書籍データや、どこまで読んだかというデータを共有することができるので、例えば、風呂の中では防水スマートフォンで読み、風呂から出たらソファに寝っ転がってNexus 7で続きを読む、なんてことが可能だ。


Kindle Storeから電子書籍データをダウンロード

既にAmazonのアカウントを持っている人も、Kindle利用時には簡単な登録作業を行う必要がある。以後は、Kindleソフトウェアからでも、PCブラウザからでもアクセスできる「Kindle Store」から、電子書籍をダウンロードすることが可能だ。無料で公開されているタイトルもあるので、まずは適当な無料タイトルをダウンロードし、Kindleによる電子書籍読書を体験してみよう。


Kindle – Google Play の Android アプリ

Kindleソフトウェアの初回起動時に、Kindleの登録を行う必要がある。とはいえ、普段使っているAmazonで利用しているメールアドレス・パスワードを入力して「登録」をタップするだけだ

最初は電子書籍が一冊もないので、まずは「ストア」にアクセス

無料タイトルも用意されている

適当なタイトルをダウンロードしてみよう。「利用可能な端末」に「Kindle for Android」があればOK。無料であっても、Androidアカウントの認証を行う必要はある

ダウンロードできれば、「ホーム」にタイトルが表示されるはず

タップやスワイプでページをめくる、標準的な操作感の電子書籍ビューアだ。本当は、ページ移動時のアニメーションのオン/オフ設定や、タップする場所によって各種操作を行うカスタマイズ設定などが用意されると良いのだが、現バージョンでは、ビューアとしての機能は必要最低限だ

背景色選択や文字サイズ設定、行間設定、画面の明るさ設定は用意されている

複数ハードウェア間での同期が使いやすい

上述通り、現時点では、Kindleは「電子書籍ビューア」としての機能は必要最低限だ。ただ、複数ハードウェア間での同期に関しては、現時点でもなかなか。「スマートフォンとNexus 7」といった組み合わせで使うビューアとしては悪くない

2台目以降のハードウェアでも、先ほど同様にログインを行う。この時点では、こちらのハードウェアには、先ほど1台目の方でダウンロードした電子書籍はダウンロードされていない。「クラウドに入っているアイテム」を開き、タイトルをタップすればダウンロードが行われる。これで、両方のハードウェアで同じ電子書籍を読めるわけだ

片方のハードウェアで途中まで読んだ電子書籍を、もう片方のハードウェアで開こうとすると、読んでいたページまでジャンプするか尋ねられる。「はい」で続きから読むことができる

Kindleでは、あるタイトルのあるページを「ブックマーク」することが可能だ。「しおりを挟む」というような概念だ。例えば、スマートフォン側でブックマークを行うと……

タブレット側でも、そのページに「ブックマーク」からアクセスできる

辞書機能も搭載済み

ドラッグ操作で範囲を選択し、辞書で意味を調べることもできる。左スクリーンショット通り、ハイライト表示を行ったり、その部分にメモを残したりする、という機能も搭載済みだ

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2012年10月28日15時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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