「SocialIME」でアニメ用語なども素早く変換できる! 特集その6

droidime「SocialIME」は、単語と読み方をオンラインデータベースで共有して、自分で単語登録しなくても有名人などの固有名詞や漫画・アニメなどの用語を変換できるシステムだ。

SocialIME本体はパソコン用のソフトだが、データベースから変換候補を取得するAPIが公開されているため、多くのIMEに連携機能が組み込まれている。設定で有効にしないと使えない場合もあるので、設定画面を確認してみよう。

IME自体にSocialIME機能が搭載されていなくても、「scima」などのマッシュルームアプリを利用すれば、SocialIMEによる変換を行なえる。変換したい語句の読みを入力した状態でマッシュルームを呼び出すと、SocialIMEの変換候補が表示され、選択した候補が入力されるぞ。

なお、IME本体にSocialIME連携機能が搭載されている場合は、マッシュルーム拡張ではなく本体の機能を利用するのがオススメだ。一度選択した単語が予測変換に表示されるようになり、次回以降素早く入力できるぞ。変換候補に出て欲しくない単語だけマッシュルーム拡張で変換するという使い分けをしてもいいだろう。

ime_601SocialIMEを利用可能な入力エンジンでも、デフォルトでは機能が無効になっている場合がある。入力エンジンの設定画面で、「外部変換」などの設定項目がないか探してみよう。

ime_602「iWnn IME SH Edition」の場合、読みを入力した後「変換」を押すと、候補リストの後ろにSocialIMEを呼び出すための「外部変換」が表示される。単語の区切りが正しくない場合は、左右の矢印キーで修正しよう。

ime_603「外部変換」を押すと、SocialIMEのデータベースから変換候補が取得され、候補リストに追加される。

ime_604入力エンジン本体のSocialIME機能で変換した語句は、このように予測変換の候補に表示されるぞ。

ime_605「OpenWnnフリック入力対応版」の場合、読みを入力している時に表示される候補一覧の右にある展開ボタンを押し、さらに「→」ボタンを押すことで、SocialIMEによる変換候補取得を行なえる。

ime_606scimaを利用するには、変換したい語句の読みを入力した状態でマッシュルーム拡張の呼び出し操作を行おう。

ime_607マッシュルーム拡張アプリ一覧からscimaを選択すると、サーバから取得された変換候補が表示され、タップした項目が入力されるぞ。なお、過去に取得した語句は端末上に保存されたキャッシュから読み込まれるため、最新のデータを利用したい場合は「reload」を押そう。

scima

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2011年08月08日17時05分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード: | Short URL
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