文字入力エンジンから音声入力機能を呼び出して高速にテキスト入力 特集その5

droidimeチマチマとタッチスクリーンで文章を入力するのが面倒なら、端末のマイクに向かってしゃべるだけで文章を入力できる音声入力を利用しよう。

Android標準の「Androidキーボード」には音声入力ボタンが付いているが、日本語入力エンジンの場合は、設定で有効化しておかないと使えなかったりするので、設定画面を確認してみよう。

入力エンジンに音声入力呼び出し機能が搭載されていない場合や、より快適な音声入力を行ないたい場合は、「POBoxVoice with mushroom」というマッシュルーム拡張アプリを使おう。候補の一覧から正しい認識結果を選択できるほか、連続して音声入力をしたり、句読点を挿入できるなど、通常の音声入力より格段に便利になっているぞ。

docomoの端末を利用していて、音声入力をより快適に利用したい場合は、docomo端末専用として公開されている「Speakey Lite with iWnn IME」も試してみよう。音声入力の使い勝手にこだわって作られており、認識された文を単語ごとに再変換できるなど、ほかの音声入力アプリより高機能になっているぞ。

ime_501iWnn IME SH Editionの場合、工具アイコンから呼び出すメニューや、「あ A 1」と表示されているキーの上フリックで、音声入力を呼び出せる。ただし、設定画面の「音声入力」で「使用する」を選択しておく必要があるぞ。

ime_502音声入力機能を呼び出すと、このような画面が表示され、音声入力が行える。

ime_503マイクに向かって喋った文が入力される。Googleの音声認識エンジンを使っているだけあって、最新アニメのタイトル等の固有名詞も認識可能だ。

ime_504「Androidキーボード」は、下部のマイクアイコンをタップすることで音声入力を呼び出せるぞ。

ime_505「POBoxVoice with mushroom」は、入力エンジンのマッシュルーム拡張呼び出し機能から呼び出して利用する。

ime_506POBoxVoice with mushroomを実行すると、ほかの音声認識機能と同様に、このような認識画面が表示される。

ime_507認識画面で「キャンセル」を押すと、このようなメニューが表示される。

ime_508「設定」を押すと、このような設定画面が表示される。「追加の有効」にチェックを入れておけば、候補を選択した後に追加の入力画面が表示されるようになって便利だ。

ime_509認識画面で音声が認識されると、このような候補一覧が表示され、選択した内容が入力される。追加入力を有効にしていると、選択後すぐに続きの認識画面が表示されるので、入力を終了したければ「キャンセル」ボタンでメニューを表示し「完了」を実行しよう。

ime_510「Speakey Lite with iWnn IME」では、変換キーの左のマイクのボタンから音声入力モードに移れる。なお、設定の「外部アプリ連携」でマッシュルームを有効にしておけば、記号・顔文字ボタンの長押しでマッシュルーム拡張も利用できるぞ。

ime_511マイクボタンを押すと認識画面が表示されるので、マイクに向かって入力したい文をしゃべろう。

ime_512このように文節ごとの候補選択画面が表示されるので、候補から意図した語句を選択していこう。「確定」ボタンでは、一番目の候補が選択される。全て正しく認識された場合は、「確定」を連打することで素早く確定できるぞ。

POBoxVoice with mushroom
Speakey Lite with iWnn IME

関連記事

2011年08月08日17時29分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事