【特集まとめ】「●●な時にスマホに通知」を自由自在に設定できる神アプリ「Pushover」



新着メールが届いたときや、Twitterのメンションを受けた時、スマホに「通知」が届く。他のアプリを使っている時でも新着メール等に気付けるから便利だ。しかし通常、「通知」は、使っているアプリが対応しているものしか届かない。例えば、使っているTwitterクライアントに「メンションを受けたときに通知を送る」という機能が搭載されていないなら、Twitterメンションを受けたときに通知を受けることはできない。

…「当たり前じゃん」と思うかもしれないが、しかし、この「当たり前」を覆す神アプリが、「Pushover」だ。「●●な時にスマホに通知」を、自分で自由に設定することができる。つまり、新着メール受信だろうがTwitterだろうが、「明日の降水確率が●%以上な場合」だろうが「あんスマに無料アプリの紹介記事がアップされた時」だろうが、自由な条件で通知を受けることができるのだ。

この特集では、「Pushover」の登録方法や動作チェックの方法から、ウェブサービスの自動化を行うウェブサービス「IFTTT」を使い、初心者でも簡単に「●●な時にスマホに通知」の設定を作る方法、ある程度詳しい人が「Yahoo! Pipes」やプログラミングを使って設定を自由自在に作る方法まで、「Pushover」の基本から応用までを一気に紹介するぞ。


「Pushover」の登録方法

「Pushover」は、Androidアプリとウェブサービスが連動して動作する。ウェブサービス上で「●●な時」を設定しておくと、その条件が満たされたとき、Androidアプリを利用してスマホに通知が届く、という仕組みだ。そこで、まずはPCを使い、ウェブサービス版にユーザー登録を行おう。

登録後の動作確認方法

「Pushover」は、ウェブサービス版の「Pushover」に対して「何らかの方法」で通知を送ると、スマホ版の「Pushover」に通知が届き、従ってスマホに通知が表示される、という仕組みだ。まず試して欲しいのは、ウェブサービスを自動化させるウェブサービス「IFTTT」との連動だ。「IFTTT」からウェブサービス版「Pushover」に通知を送り、それをスマホに表示させる、という流れになる。
…「よく分からない」と思うかもしれないが、手順通り、一度手を動かせばイメージを掴めるはず。「●●な時にスマホに通知」を自分で自由に指定するため、まずは動作確認を行ってみて欲しい。

「IFTTT」を使って簡単に設定を作る方法

「Pushover」で完全に自由自在な設定を行うには、どうしてもプログラミングの知識が必要になるが、ウェブサービスを自動化するためのウェブサービス「IFTTT」を利用すれば、かなり多くのことを、プログラム不要で行うことが可能だ。「IFTTT」と「Pushover」のコンボ技で、誰でも簡単に「●●な時にスマホに通知」を実現するためのテクニックを紹介する。

「Yahoo! Pipes」やプログラミングで自由自在に設定を行う

「Pushover」は、RSSを弄くり回すスキルや、プログラミングの知識があれば、本当に「自由自在」なアプリになる。「こういう場合にスマホに通知が来たら嬉しいな」というのを思いついた時、RSS廻りやプログラミングによって、その設定を作れるからだ。特集の最後として、RSSを弄くり回すサービス「Yahoo! Pipes」や、「Pushover」自体に用意されている「IFTTT」以外のプラグイン、さらにプログラムを使う方法の3種類を紹介しよう。

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2013年11月14日12時00分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , , , | Short URL
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