【Pushover】IFTTTとのコンボ技で「●●な時にスマホに通知」を簡単設定するテクニック

「Pushover」は、「●●な時にスマホに通知」という条件を、自分で自由自在に設定するためのアプリ。完全に自由自在な設定を行うには、どうしてもプログラミングの知識が必要になるが、ウェブサービスを自動化するためのウェブサービス「IFTTT」を利用すれば、かなり多くのことを、プログラム不要で行うことが可能だ。「IFTTT」と「Pushover」のコンボ技で、誰でも簡単に「●●な時にスマホに通知」を実現するためのテクニックを紹介する。


「IFTTT」の「レシピ」を流用する

「IFTTT」は、「●●な時に○○を行う」という形式で、ウェブサービスを自動化するためのウェブサービス。「Pushover」にも対応しており、「○○」として「Pushoverに通知を送信」を設定できるのだ。そして、「IFTTT」には、他のユーザーが作成した自動化ルールを、「レシピ」として自分でも簡単に利用できる機能が搭載されている。つまり、他のユーザーが作った「Pushover」用の自動化レシピを、簡単に利用することができるのだ。

IFTTT / Recipes search for ‘pushover’

「IFTTT」の「Browse」で「Pushover」を検索すると、他のユーザーが作った「Pushover」用レシピが表示される。自分が使いたいレシピを開き、「Use Recipe」でそのレシピを利用できるぞ。

例えば、Facebookで写真に自分の名前がタグ付けされた時に「Pushover」に通知を行うレシピや…。

GMailで「VIP」からメールが届いた時、「Pushover」に高優先度な通知を送るためのレシピなどが公開されている。高優先度な通知とは、スマホをマナーモードにしていても音が出る通知。…つまり、使いどころに注意すべきものなのだけど。

RSSさえ手に入ればどんな情報でも通知で流せる

「IFTTT」で探しても、どうしても自分が欲しいレシピが見つからない、ということもあるかもしれない。次の手として覚えておくべきことは、「RSSさえ手に入ればどうにかなる」ということだ。例えば、「Twitterで特定キーワードを含むツイートが行われたときに通知」は、「IFTTT」にレシピがない(「IFTTT」がTwitterのキーワード検索に対応していないからだ)。この場合、考えるべき事は、「Twitterのキーワード検索をRSS化できないか」ということ。何故なら、RSS化さえできれば、「IFTTT」で「特定RSSに新規アイテムが加わった場合に通知」を組めるからだ。

Rsstwi – ツイートをRSSで取得(TwitterAPI1.1)

Twitterのキーワード検索結果をRSS化するサービスとしては、「Rsstwi」などがある。これらのサービスで、「Twitterの特定キーワード検索結果」をRSS化し…。

「IFTTT」の「●●な時に○○を行う」の「●●」として、「RSSフィードに新規アイテムが加わった場合」を選び、先ほど作ったTwitterの特定キーワード検索結果RSSを登録する。

これで、「Twitterの特定キーワード検索結果RSSに新規アイテムが加わった場合、Pushoverに通知を行う」という自動化ルールを作ることができる。



これで、キーワードを含むツイートが行われた場合にスマホに通知が入ってくるようになるぞ。なお、Twitterクライアントによっては、TwitterのURLを開くときに標準アプリとして利用できるものもある。通知が入る → タップで「Pushover」アプリで開く → タップでTwitterクライアントで当該ツイートを開く、という操作が可能だ。

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2013年11月13日14時04分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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