この季節は、スキー場に出かけたり、正月に実家に帰ったりと、車で遠出をする機会は少なくない。長距離ドライブをする場合、事前の準備がきちんとしていないと運転に集中できない。ただでさえ疲れる長距離ドライブだ。少しでも楽にしたい。

事前に調べるだけならパソコンでもできるが、車内ですぐに見られないのが弱点。やはり外出先での情報はスマホが良い。事前に調べることはもちろん、予定外の事態に遭ったとき、すぐに情報を確認できるのが強みだ。ここでは長距離ドライブにかかせない経路の検索と、休息場所の検索ができるアプリを紹介する。

高速道路のルートや料金を一発検索

高速道路のルートは「ドラなび-高速道路経路料金検索」に任せよう。時間順や安い順などでルートを検索してくれる。車両区分などに対応しているのはもちろん、ETCでの割引価格なども考慮してくれる。また、渋滞するであろう場所で渋滞予想時間を考慮してくれるので「近いけど混んでいて結局遅かった」などということもない。ETCカードの利用履歴機能なども搭載している。高速道路系ではイチオシのアプリだ。

・ドラなび-高速道路経路料金検索- – Google Play の Android アプリ

出発・到着のインターチェンジ名をそれぞれ入力する。あいまい検索に対応しているので、大体の名前や、ひらがなやカタカナでも大丈夫だ。入力したら「高速経路・料金をクイック検索」をタップしよう。

詳細な設定画面が表示される。各項目を設定しよう。あいまい検索の場合、インターチェンジに複数の候補が表示されるので、きちんと設定しよう。「優先順序」は「時間」「距離」「料金」の3つがある。重視するものを選択しよう。すべて設定したら「検索」をタップ。

設定した優先順序で経路がいくつか表示される。料金は通常の他にETC割引の価格が表示されるぞ。渋滞ポイントもきちんと表示され、予測時間が表示される。

「SA・PA」をタップすると、その区間にあるサービスエリア・パーキングエリアが表示される。また、「割引情報」をタップすると、ETCでの割引が一覧表示される。これを見て出発時間をずらす、などの使い方ができる。

希望の施設があるサービスエリア・パーキングエリアを確認

高速道路のサービスエリア・パーキングエリアには、レストランからシャワールームなど、さまざまな施設がある。それらを検索できるのが「パーキングナビ」だ。使いたい施設を検索条件として、サービスエリア・パーキングエリアを検索できる。ここで食事して休憩しよう、とあらかじめ決めておけるのだ。

・パーキングナビ – Google Play の Android アプリ

「パーキングナビ」を起動したら、メニューを押して「設定」をタップ。「検索条件」から、使いたい施設にチェックを入れよう。

だいたいこの辺りで休憩したい、という辺りに地図を移動する。よい場所が見つかったらアイコンをタップしよう。タップしたサービスエリアの詳しい情報が表示される。ガソリンスタンドが併設されている場合、ガソリンの料金を見ることも可能だ。

一般道でゆっくり休憩を取れる道の駅を検索

長距離ドライブは高速道路だけじゃない。高速が走ってない場所などでもきちんと休息場所を見つけておきたい。「道の駅ビューアα」はその名の通り、道の駅を探せるアプリ。休息できる施設がない道路を通る際に、特に役立つだろう。

・道の駅ビューアα – Google Play の Android アプリ

初回起動時は設定が必要だ。メニューを押して「表示オブジェクトの設定」をタップ。表示したい地域にチェックを入れよう。

マップが表示されるので、目的の道の駅を探そう。アイコンをタップすると、その道の駅の名前と共に、現在地からの距離やボタンが表示される。「経路検索」をタップすると、現在地からの経路をマップアプリで表示してくれるぞ。ちなみに詳しい情報は「Webページ」をタップしてブラウザで見ることができる。

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