Wi-Fiスポットというとコンビニやファストフードなどの大手チェーン店に設置されている物と言う印象が強いが、その他の飲食店や宿泊施設などへの設置例も増えつつある。
中でも主流なのが「FREESPOT」だ。任意のインターネット回線と定価23800円のアクセスポイント「FS-600DHP」を用意するだけで、不正行為対策などを備えたWi-Fiスポットを手軽に設置できることから、着実に導入店舗を増やしており、ホテルなどを中心に全国11000以上の施設に設置されている。

コンビニチェーンなどのWi-Fiスポットと異なり、FREESPOTの利用手順は施設によって様々で、その施設で飲食や宿泊を行わないと使えないようになっている場合や、オプション料金が必要な店舗などもあるが、完全無料で利用できる施設も多い。
モバイルデータ通信を無効にして通信料金を節約している人や、低速なMVNOサービスを利用している人などは、これらの施設も活用しよう。

FREESPOTの公式サイトの「GoogleMaps実験ページ」では、地図上にFREESPOT設置施設のアイコンを表示して探すことが出来る。現在のところ、最初に上部のメニューで都道府県を選択しなければならないことに注意が必要だ。アイコンをクリックすると、住所などの情報が表示されるぞ。

・FREESPOTマップ GoogleMaps実験ページ

「詳細情報」をクリックすると、店舗情報画面が開かれ、連絡先や営業時間、施設の概要などを確認できる。

FREESPOTは、施設によって利用手順が様々だ。アクセスポイント名は「FREESPOT」が標準的だが、店舗によっては別の名前に変更されている場合もある。
アクセスポイントを選択するだけで接続完了となる場合の他、接続時にパスワード入力が必要な物や、接続後に「メール認証」画面からメールアドレスの登録が必要な物もある。
詳しくは各施設内に掲示されている案内を参照したり、従業員に問い合わせるなどしよう。

通信品質も施設によって様々だが、今回試した場所では5Mbps以上の上々な速度で通信できたぞ。