【特集まとめ】通勤・通学中にオフラインで優良記事だけをチェック!AndroidのRSS徹底活用テク

「お気に入りサイトの新着記事をチェックするため」といった形で紹介される「RSS」は、スマートフォンと非常に相性がよい。RSSは、記事本文のみが配信される(メニューやロゴなどが省略される)フォーマットだから、スマートフォンの狭い画面で記事を読むのに非常に適しているからだ。
今回は、通勤や通学中におけるスマートフォンによるRSSチェックを、有意義かつ楽しいものにするためのテクニックを特集する。現在RSSを使っていない人も、スマートフォンを利用するからには、RSSを利用しないと損だぞ。

スマホでのRSS活用にはオフライン化とRSSの精度向上が必須

スマートフォン上でRSSを活用するにあたって、快適さや情報収集効率を高めるために重要なのは、「オフライン化」と、「RSSの精度向上」だ。

オフライン化とは、電波が届かない状況でもRSSを読めるよう、リーダーやRSSをチューニングすること。特に地下鉄は、駅のホームなら電波がつながるけど、駅と駅の間はつながらない、つながっても非常に不安定ということが多い。RSSリーダーから記事を開こうとしたら接続エラーが出た……なんてことになるとイライラするが、オフライン化すれば、電波がない状況でもRSSを読むことができるようになる。駅のホームで新着記事をまとめてスマートフォン上にダウンロードしておき、ダウンロードした記事を車内でオフラインで読もう。
RSSリーダーの設定変更で行えるが、設定変更だけでは完全にオフライン化できないサイトもあるので、その場合にはさまざまな応用テクが必要になる。応用テクを使いこなせば、電車の中では電波を必要とせず、駅のホームや乗り換え中に接続を行うだけで、すべての記事をオフライン閲覧することができるようになるぞ。

「RSSの精度向上」とは、なるべく自分の読みたい記事を、広い範囲から、不要な記事を外して集めること。RSSは「お気に入りサイトの新着記事をチェックするため」と紹介されることが多いが、それだけではなく、自分が興味を持っているジャンルに関する人気記事や最新ニュースを、ネット中から拾ってくるのにも利用できる技術なのだ。例えば、オンライントレードを行っている人なら株価の動向に関するニュース、海外サッカーファンなら好きなチームのニュースを、各種新聞社サイトから自動でかき集めることができる。仕事や勉強にも、RSSは役に立つのだ。
ただ、RSSをどんどん登録していくと、スマートフォンの狭い画面が、不要な記事や広告記事で埋まってしまう。これではRSSを読む気をなくしてしまうし、不要な記事のせいで新着記事チェック時間が延びるとイライラする。そこで、広告記事や、自分にとって不要な記事をフィルタリングし、RSSリーダーに入ってこないようにする、というテクが必要になってくる。

この特集では、RSSを活用したいAndroidユーザーのためのオフライン化とRSSの精度向上テクを、基本から応用まで一気に紹介する。通勤・通学中の暇な時間を有効活用するため、RSS未体験の人も、応用テクを探しているヘビーユーザーも、この特集を役立ててほしい。


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2012年09月30日09時00分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , , | Short URL
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