RSS広告や不人気記事を自動削除して人気記事だけを読むRSSフィルタリング基本編

RSSの欠点は、「ノイズ」が多いことだ。特に画面が狭いスマートフォン上でRSSをチェックする場合には、不要な情報が多いとげんなりしてしまう。
「ノイズ」には、大きく2つの種類がある。RSS広告と、つまらない記事だ。どちらも、ウェブサービスを使うことで削除することができるぞ。

まず、RSS広告とは、RSSに仕込まれた広告記事。「Googleリーダー」で読む場合にも邪魔だが、スマートフォンの狭い画面上ではもっと邪魔だ。また、gReaderをオフライン化させた場合、広告記事についても、記事内の文章や画像がダウンロードされることになる。広告画像などのせいでダウンロード時間が延びる、というのもウザったい。RSSから広告を自動削除する「RSS広告削除社」を利用しよう。RSSを渡すと、そのRSSから広告を削除した広告なしRSSを表示してくれるので、表示された広告なしRSSをGoogleリーダーに登録すればよい。

次に、「つまらない記事」というのは、「このサイトはたまに面白い記事を載せる」ということで「Googleリーダー」に登録したサイトの、特に読みたくならない新着記事のこと。「Googleリーダー」へのRSS登録は簡単なので、見かけたサイトをどんどん登録していくと、この手の記事でRSSリーダーが埋まってしまう。
「どういう記事を読みたいか」というのは個人の好みの問題なので、「自分が読みたい記事」を完璧な精度で抽出するのは難しいが、「ネットの皆の評価」を使って抽出を行うことはできる。「はてなブックマーク」を使い、「そのサイトの、一定数以上のユーザーがブックマークした記事」のRSSを「Googleリーダー」に登録するのだ。自分が面白いと思う記事は、だいたいの場合、ほかの「はてブ」ユーザーも面白いと思っているし、そして、ブックマークしているはず。面白い記事を、かなりの精度で抽出することができるぞ。


邪魔ったるいRSS広告を削除する「RSS広告削除社」

RSS広告削除社

RSS広告は、画面の狭いスマートフォン上では邪魔なだけだ

広告が含まれているRSSのURLをコピー。「RSS広告削除社」を開き、貼り付けて「GO」をクリック

広告削除済みRSSのURLが表示されるのでクリック

このRSSには広告記事がないので、こちらをGoogleリーダーに登録すればよい

「RSS広告削除社」はブックマークレットを用意していないので、あんスマで用意した。「RSS広告削除」を、前ページと同様にブラウザのブックマークバーにドラッグ&ドロップすれば、広告削除済みRSSの生成を一発で行えるようになるぞ

サイト内の、一定数以上ブックマークされた記事のみを抽出するRSS

はてなブックマークサービスを利用するのだが、ブックマックレートが用意されていないので、あんスマで用意した。「はてブ新着」を、前ページと同様にブラウザのブックマークバーにドラッグ&ドロップ。サイトトップページを開いた状態でクリックする。「RSSを開いた状態でクリック」ではないので注意

はてブ内のページが開かれる。上手く表示されていない場合、フォーム内のURLの末尾を削って「URLで絞り込み」をクリック。例えば、「http://android-smart.com/index.html」の末尾を削り「http://android-smart.com/」にする、という具合だ

このページは、当該サイト内の、一定数(「3users」か「5users」かを選択可能だ)のユーザー以上がブックマークしたページを、最近のものから順に表示した、というリストだ。上のスクリーンショットは、左が上述のような絞り込み済みで、右が全記事。ブックマーク数が少ない記事は省略されているのが分かるはず

ページ下部に「RSS」というリンクがあるので、ここからRSSをGoogleリーダーに登録する

ちなみに、このRSSは非全文だ。そこで、これまでと同様、「fullrss.net」で全文化しておくとよい

「そのサイトの、一定数以上のユーザーにブックマークされた記事」のみを、PC/Android上で読むことができる

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2012年09月29日15時00分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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