ドコモのspモードメールは、データ通信ではなくSMSで新着メールの通知を受け、データ通信で本文を受信する仕組みのため、データ通信を無効にしていてもメールの着信は関知できる。しかし、標準のspモードメールアプリは、データ通信OFFの状態で新着メールの通知が届いても、通知欄にメッセージが表示されるだけで着信音などによる通知は行なわれない。

普段はデータ通信をオフにしてバッテリや通信料金を節約しつつ、新着メールに迅速に応答したければ、「SPモードメール監視」を利用しよう。ステータスバーのメッセージを監視して、spモードメールの未受信メールの通知が出たときに代わりに着信音やバイブレーションで知らせてくれる。
なお、spモードメールは迷惑メールのブロック機能が貧弱で、パソコンから操作することも出来ないなど不便なので、より快適に使いたければ、Gmailをメインのメールサービスとして利用し、重要なメールのみspモードメールに転送して通知を受けるといいだろう。

・SPモードメール監視 – Google Play の Android アプリ

SPモードメール監視をインストールしたら、Androidの設定の「ユーザー補助」でSPモードメール監視の項目をタップし、確認画面で「OK」を押してユーザー補助サービスとしての動作を許可しておこう。

ホーム画面などからSPモードメール監視を実行すると、このような設定画面が表示され、通知の方法などを設定できる。

データ通信がOFFの状態でspモードメールにメールが届くと、「未受信メール」という通知が表示される。SPモードメール監視が有効になっていれば、設定に従って通知音やバイブレーションで教えてくれるぞ。

手が空いているときに通知が来たら、データ通信をONに戻してspモードメールを開き、メールの問い合わせを行なおう。
なお、データ通信を手軽にON/OFFしたければ、様々な機能のボタンをホーム画面に設置できる「Widgetsoid」を使うのがオススメだ。