スマートフォンを使っていて気になるのが、バッテリの持続時間と通信料金だ。二段階定額プランを選択して極力データ通信をOFFにしていれば、バッテリの消費や通信料金を抑えられるが、メールやSNSアプリなどの新着通知も働かなくなってしまうのが難点だ。
spモードメールなどのキャリアメールなら、SMSを応用してデータ通信がOFFでも新着を知らせてくれるが、迷惑メールのフィルタリング機能が貧弱だったり、パソコンでは利用できないなどの難点がある。
そこで、フィルタ機能の充実したGmailでメールを受取り、重要なメールだけキャリアメールに転送させるようにしよう。メール通知をスマートに受取るためのTipsを、ここで一挙に紹介するぞ。

SNSアプリに用意されているメッセージなどの通知機能は、バックグラウンドで常駐して動作するのでメモリを圧迫したりバッテリの消費が増えてしまう。各サービスに用意されているメール通知機能を利用して、全ての通知をGmailでまとめて受取ると効率的だ。

送信元や件名、本文中のキーワードによるフィルタリングでは、誤分類や分類漏れが起こりやすい。Gmailには簡単にいくつもの別名アドレスを利用できる機能が用意されているので、ネットサービスごとに別のアドレスを登録しておけば、宛先を条件にすることで正確に通知メールを分類できる。

spモードメールは新着をSMSで通知するため、データ通信をOFFにしていても通知が届くが、着信音などは鳴らないので端末を操作していないと気付くことが出来ない。だが「SPモードメール監視」を導入しておけば、代わりに着信音を鳴らして知らせてくれるぞ。

データ通信を手軽にON/OFFしたければ、様々な機能のボタンをホーム画面に設置できる「Widgetsoid」を使うのがオススメだ。