クアッドコア・フルHDの高性能機種が続々登場!2013年夏の新スマホまとめ

あんスマはこの6月で2周年。2年前と言えば、各社から続々とスマホが登場し始めた時期だ。その頃にスマホに機種変更した人は、そろそろ月々サポートなどの割引期間が終わったり、2年縛りプランの解約料がかからない月が訪れる頃だろう。
この機会に他社に乗り換えてMNP割引で最新スマホを安くゲットしようと検討している人も多いのでは。
そこで、5月に各社から発表された今夏発売の新機種の記事や端末を選ぶ際にチェックすべきポイントをまとめたぞ。新機種を選ぶときの参考にして欲しい。



001ドコモから登場する9機種はどれも十分に高いスペックと機能が揃っている。春に発売済みの機種にも十分に高性能な物が多く、基本性能だけでなく細かな違いにまでこだわって好みの機種を選べそうだ。


002auの今夏の新機種は4つだけとなっており、スペックや機能もドコモやソフトバンクの高性能機種と比べると若干見劣りする。性能だけを見ると他社から乗り換えてまで入手するほどの価値は無さそうだが、デザインが好みだったり価格やサービス面で得になりそうなら検討しても損はないだろう。


004ソフトバンクからは6機種が登場する。AQUOS PHONE Xx 206SHやARROWS A 202Fは性能・機能共にドコモ製端末に引けを取らない。AQUOS PHONE ss 205SHやDIGNO R 202Kはスペックがかなり控え目だが、かなりコンパクトなので予備の回線などには良いかもしれない。


最近の機種を買うならぜひクアッドコアCPU搭載機種に

スマホの機種選びで特に注意したいのが、CPUのコア数だ。デュアルコアなら2つ、クアッドコアなら4つの処理を並列で実行できる。コア数より多くの処理も、一つのコアが少しずつ交互に実行することで擬似的に並列実行されるが、倍以上の時間がかかってしまう。
最近は、マルチコアCPUを活かせるように処理を並列化しているアプリが増えてきているが、使用中にバックグラウンドで別のアプリの処理が発生すると3つ以上の処理を並列実行しなければならなくなって、デュアルコアでも動作が重く感じられることがある。
要求スペックの高いアプリが更に増えるであろう数年後まで快適に使い続けたければ、クアッドコアCPUの機種を選ぶといいだろう。


旧機種でもメモリは2GB欲しい

安くなっているデュアルコアCPUの旧機種を買う場合でも、メモリ(RAM)が1GBしか搭載されていない機種は避けたいところだ。メモリが少ない機種では、メモリ使用量の多いアプリを使っているとバックグラウンドで待機しているホーム画面などのアプリが終了されてしまい、次回表示に時間がかかってイラついたりすることが多くなる。
また、OSのアップグレードが提供されない可能性も増してくる。


OSはAndroid 4.1以上なら十分かも

OSも出来れば最新のAndroid4.2を搭載した機種にしたいところだが、4.1でも古すぎるということはないだろう。
Android4.2は、4.1と同じ「Jelly Bean」のコードネームが付けられていることからも分かるように、4.0から4.1ほどの大幅な改良にはなっていないからだ。

また、近々登場するAndroid4.3もJellyBeanのままのマイナーアップデートにとどまると見られており、OSのバージョンアップペースは緩やかになりつつある。
Android 4.0搭載機種登場時の2.3搭載機種のように、OSのアップデートが提供されず発売から1年足らずで大幅に時代遅れになってしまうという心配は要らなそうだ。



microSDXC対応か32GB以上のストレージのどちらかは欲しい

最近はmicroSDXCカードに対応した機種が増えてきている。microSDHCでは32GBの容量が上限だったが、microSDXCでは64GB以上の大容量化が可能となっている。
また、端末本体のストレージ容量も、32GBの物が主流となりつつあり、64GBのストレージを内蔵した機種もいくつか登場している。
まだストレージが16GBしかない新機種もあるが、microSDXCに対応していれば少なすぎると言うことはないだろう。


フルHDの高解像度ディスプレイは必要?

1080×1920ピクセルのフルHD解像度の高精細なディスプレイを搭載した機種も増えてきている。
4.7インチのディスプレイは、HDで約312PPI、フルHDディスプレイは約468PPIのピクセル密度があり、人間の目ではかなり近くからでないと見分けが付かない。人間の目の分解能は約30センチメートルの距離で約477PPIとする説もあるので、全く無意味ということはないだろうが、普通に使う分にはHD解像度でも十分だろう。


ハードウェアキーがある方が使いやすいぞ

物理的なホームキーなどを搭載しているかどうかも要チェックだ。最近はディスプレイの下端にアイコンとしてこれらのキーを表示するソフトキー方式の端末が増えてきているが、側面の電源キーでしかスリープ解除できなかったり、メニューボタンが指の届きにくい画面上部に表示されるアプリがあったり、ゲームなどをしているときに誤操作に煩わされるなどの欠点がある。
ハードウェアとしてこれらのキーを搭載した機種の方が使いやすいだろう。


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2013年06月02日07時32分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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