ソフトバンクから2013年夏に発売される新商品の発表会が開催され、スマートフォン6機種などが発表された。発表会の模様はネット配信され、現在も録画を試聴可能だ。
新製品の情報は特設サイトやプレスリリースで確認できる。

各機種の主要スペックや機能、チェックポイントをまとめたので、購入を検討している人は参考にして欲しい。

・2013年夏 新商品発表！ | ソフトバンクモバイル

・2013年夏商戦向け新商品について | ソフトバンクモバイル株式会社

・2013 Summer 新商品発表会 | ソフトバンクモバイル株式会社

シャープの「AQUOS PHONE Xx 206SH」は、5.0インチのフルHD(1080×1920ピクセル)液晶に1.7GHzのクアッドコアCPU、2GBのメモリ、32GBのストレージなどを備えたハイスペックな機種だ。カメラも1310万画素という高精細に加え、F値1.9の高性能レンズを搭載。
低消費電力のS-CGSilicon液晶システムや、3080mAhの大容量バッテリなどにより、バッテリの持続時間も長くなっているようだ。

赤外線、ワンセグ、おサイフケータイ、防水防塵などの機能も当然網羅しており、他の端末やICカードなどとタッチで通信できるNFC機能や、64GBという大容量化が可能なmicroSDXCカードにも対応している。

また、フルセグの地上デジタルテレビ放送に対応していることにも注目だ。
卓上ホルダーにセットしてテレビ用アンテナを繋ぐ必要があるので、既にテレビを持っている人にはあまり意味が無さそうだが、一人暮らしを始めたばかりだったり、家族共用のテレビしか無かったりして、新たにテレビが欲しいと思っていた人には有用かも知れない。
画面サイズは5.0インチと小さめだが、解像度はフルHDなので、そこらの安物のテレビより高精細な映像を楽しめるだろう。

・AQUOS PHONE Xx 206SH | SoftBank スマートフォン | ソフトバンクモバイル

・AQUOS PHONE Xx（ダブルエックス） SoftBank 206SH（シャープ製）の概要 | ソフトバンクモバイル株式会社

富士通の「ARROWS A 202F」も、5.0インチのフルHD液晶を備えたハイスペックな機種だ。
1.7GHzクアッドコアCPUや2GBメモリに加え、64GBという大容量のストレージを備えている。カメラも約1310万画素と高性能だ。
赤外線、ワンセグ、おサイフケータイ、防水防塵などの機能も一通り搭載し、NFCやmicroSDXCカードにも対応。今回の注目要素であるフルセグ放送にも対応している。
富士通製品でお馴染みの指紋センサーも搭載し、高セキュリティを保ちつつ素早いロック解除が可能だ。

・ARROWS A 202F | SoftBank スマートフォン | ソフトバンクモバイル

・ARROWS A（エース） SoftBank 202F（富士通モバイルコミュニケーションズ製）の概要 | ソフトバンクモバイル株式会社

シャープ製の「AQUOS PHONE ss 205SH」は、4.0インチ液晶のかなりコンパクトな機種だ。画面解像度は480×854ピクセル、CPUは1.5GHzのデュアルコア、メモリは1GB、ストレージは8GBなど、スペックはかなり控え目だが、カメラは約1310万画素と高性能。
赤外線、ワンセグ、おサイフケータイ、防水防塵などの機能も一通り搭載し、micorSDXCカードにも対応しているが、NFC機能は非搭載。他のスマホがAndroid4.2を搭載する中、本機種だけはAndroid4.1を搭載しての出荷となるようだ。
独特の機能としては、空気中の放射線量を測定できる放射線測定機能を搭載。PANTONE 5 107SHに搭載されたものより2倍ほど高速に測定できるようになっているとのことだ。
・AQUOS PHONE ss 205SH | SoftBank スマートフォン | ソフトバンクモバイル

・AQUOS PHONE ss（エスエス） SoftBank 205SH（シャープ製）の概要 | ソフトバンクモバイル株式会社

京セラから登場の「DIGNO R 202K」は、94グラムという軽さが特徴の機種。画面は4.3インチと205SHに比べるとやや大きめだが、本体のサイズは60×122×10.4mmでほぼ同じ。電池容量はやや少なめの1800mAhとなっている。
CPUは1.5GHzのデュアルコアだが、メモリは1.5GB、ストレージは16GBとやや多めで、OSも最初からAndroid4.2を搭載するなど、205SHに比べると高性能。ただし、カメラは810万画素と控え目な感じだ。

独自機能としては、ディスプレイ自体を振動させて音を出す「スマートソニックレシーバー」を搭載し、騒音の多い環境でも通話音声委を聞き取りやすくなっている。
赤外線、ワンセグ、おサイフケータイ、防水防塵などの機能も一通り搭載しているが、NFC機能は非搭載。SDカードスロットも用意されていないが、microSDHCに対応したリーダー・ライターが同梱されるようだ。

・DIGNO R 202K | SoftBank スマートフォン | ソフトバンクモバイル

・DIGNO R（ディグノ アール） SoftBank 202K（京セラ製）の概要 | ソフトバンクモバイル株式会社

また、202Kをベースにディズニーのキャラクターをあしらった「Disney mobile DM015K」も登場。ライブ壁紙やゲームなどアプリも多数収録されており、専用のオリジナルキャラクターケースも10種類用意。本体購入特典として好きなケースを一つ貰えるとのことだ。
・DM015K | Disney Mobile on SoftBank ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク

シャープからはライトユーザー向けの「シンプルスマホ 204SH」も登場。1.4GHzシングルコアCPUに1GBメモリ、4GBストレージなど性能はかなり控え目で、アプリの追加インストールも出来ないなど、スマホとしての魅力はほとんど無いが、多くの画面でズームを行なえる「かんたんズーム」やメール画面を素早く呼び出せるハードキーなど、高齢者などに配慮した機能が充実している

・シンプルスマホ SoftBank 204SH（シャープ製）の概要 | ソフトバンクモバイル株式会社