「VLC Media Player」経由でデジタル放送をブラウザから視聴できるようにする 特集その2

PT2EpgDataCap_Bonのセットアップが完了したら、次はUDP送信された放送データをAndroidのブラウザから視聴できるようにするための準備を行おう。動画の変換やHTTPでのネットワーク配信には、サーバ機能を搭載した動画プレイヤー「VLC Media Player」を使うことにする。
まず、あんスマが用意したBATファイルとHTMLファイルをVLCのフォルダ内に解凍しよう。
BATファイルは、UDPで受信した動画をMPEG4に変換しHTTPで配信する設定でVLCを起動するために、HTMLファイルはVLCのHTTPサーバ機能でMPEG4動画を視聴するために必要だ。
次に、BATファイルとHTMLファイルを編集して、動画の解像度やビットレート、サーバを実行するパソコンのIPアドレスを設定しよう。解像度を大きくすると画質はよくなるが、エンコード処理に多くのCPUパワーが必要になるので、設置するパソコンや視聴する端末の性能に合わせて調節しよう。
準備ができたら、BATファイルを実行してVLCを起動し、Androidのブラウザからアクセスしてみよう。

パソコンをインターネットにつなぐルーターの設定で「8080」と「8081」のポートを開放して、HTMLに記述するアドレスをルーターのグローバルIPアドレスにしておけば、インターネット経由で外出先からもアクセスできるはずだ。しかし、1分当たり6メガバイトほどの転送量になるため、3G通信などを使っていると転送量制限にかかりやすいので気を付けよう。
外出先からチャンネルの変更などを行なうには、「VNC」による遠隔操作を利用するといいぞ。

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VLC Media Playerのインストール先フォルダに、tv2http.zip内のBATファイルと「HTTP」フォルダを上書きコピーする。

tv_0202「tv2http.bat」をメモ帳などのテキストエディタで開き、「w=」「h=」の欄で動画の解像度を指定しよう。また、「vb=」「ab=」では、動画と音声のビットレートを変更できる。

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次に、「HTTP」フォルダ内の「tv.html」を開き、動画の解像度とパソコンのIPアドレスを設定する。パソコンのIPアドレスは、「ファイル名を指定して実行」で「cmd」と入力するなどしてコマンドプロンプトを開き、「ipconfig /all」というコマンドを実行すれば調べられるぞ。

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EpgDataCap_Bonを起動して、視聴したいチャンネルを選択したら、「UDP」のチェックをONにしておこう。

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「tv2http.bat」を実行すれば、VLCが起動する。

tv_0206EpgDataCap_Bonでチャンネルを変更した場合は、VLCをいったん終了して、もう一度tv2http.batを実行しよう。

tv_0207Wi-Fiネットワークに接続したAndroid端末のブラウザで、「http://<パソコンのIPアドレス>:8080/tv.html」を開くと、Flash Playerによる動画の再生が始まる。FlashPlayerはあらかじめインストールしておこう。

tv_0208動画をダブルタップすると、フルスクリーン表示に切り替わるぞ。

あんスマ特製BATファイル(tv2http.zip)
VideoLAN – Official page for VLC media player
Flash Player
パソコンを遠隔操作するなら「android-vnc-viewer」


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2011年08月20日19時35分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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