【特集まとめ】Androidはダサくない!ガラスマを疑似Nexus携帯化させるHoloデザインアプリを一挙紹介

「Androidはダサい」と言われる。スマートフォンにとって何より重要なのは便利さや機能性なのだから、別にデザイン的に美しくなくてもよいだろうが、やはり、「ダサいよなぁ」と思いながら使うのはイヤだ。
ただ、Nexus 7を買った人や、電気屋で触ってみた人、ネット上で動画やスクリーンショットを見ている人の中には、「あれ?」と思った人もいるはずだ。Nexus 7は、別にダサくない。iPhoneやiPadなどのiOS勢と比べた場合、iOS勢は「現実的な/高級感のある」デザインで、Nexus 7は「未来的な/クールな(またはTronぽい)」デザイン。どっちがよい?というのは好みの問題で、少なくとも、「Androidの方が数段ダサい」とは言えないだろう。
Androidがダサいと言われる最大の理由は、「標準UI」が存在しなかった、ということだ。例えば、「iPhoneらしいアプリ」とか「Windowsらしいアプリ」と言われれば、何となく頭の中にUIを描くことができるが、「Androidらしいアプリ」と言われても、どんなUIが「Androidらしい」のかイメージできない。



「AndroidアプリのUIと言えばこんな感じ」という「標準UI」が存在しないから、各アプリ作者はゼロからデザインを行っていた。すると、そんなにデザインにコダワリのないアプリ作者は、それほど美しくはないUIを、各々バラバラに採用することになる。一つひとつを見ればそんなに「ダサイ」わけではないだろうが、「美しい」とも言えない、そんなバラバラなUIのアプリが多数集まった結果、総体としてダサい、となっていたのだ。携帯キャリアや携帯ベンダーが持ち込む勝手なデザインも邪魔だ。

しかし、上記の問題は、Android4.0で標準UI「Holo」が採用され、とっくに解決されている。Nexus 7がカッコよいのは、Google製なので、インストールされているアプリなど、タブレット全体がHoloデザインで統一されているからだ。ダサいのはAndroidではなく、d●c●m●やS●ms●ngのUIなのである。



「Holo」の登場からある程度の時間が経った現在であれば、ホーム画面から通話アプリやRSSリーダーまで、スマートフォンで日常的に使うアプリをすべて「Holo」で固め、統一性のあるスマートフォンを作り上げることは、現実的にも可能だ。「Holo」デザインが採用された、しかし使い勝手や機能に妥協はしない、今使っているスマートフォンをNexus携帯のように美しくするためのアプリを一気に紹介しよう。
なお、この特集で紹介するアプリは、基本的にはAndroidのバージョンを問わない。ただ一部「4.0以上」など、バージョン制限のあるアプリもある。また、「Holoデザイン」といっても、機能が明らかに足りない/使い勝手が悪いアプリは紹介しない。「同種の高機能型アプリに比べると機能が少ないから、多くの人にとっては必要十分でも、不満を持つ人もいるかも」「使い勝手に若干の問題がある」というようなアプリに関しては、その旨を記載する。


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2012年11月12日11時00分 公開 | カテゴリー: カスタマイズ | キーワード:, , , | Short URL
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