この特集では、Androidで採用された標準UI「Holo」が採用されたアプリで、国産の、いわゆる「ガラスマ」をNexus携帯のように美しくしていく。次は、音楽やブラウザ、メーラーなど、スマートフォンとしての基本アプリを変更していこう。アプリによって使い勝手が大きく違うので、「皆これを使えばOK」と言えるアプリはないのだが、スマートフォンに最初から入っていたアプリを使っている人になら、間違いなくオススメなアプリを紹介していこう。

音楽アプリは「Apollo」か「PowerAmp」の二択

音楽再生アプリは、「Apollo」か「PowerAmp」を使うとよい。
「Apollo」は、last.fmとの連携でミュージシャンの画像を自動表示する機能を搭載しているなど、高機能型の音楽プレイヤーなのだが、その分ちょっと重いのと、挙動に不安定な部分が残るのがネック。ただ完全無料なアプリなので、スマートフォンに入れている音楽がそれほど多くない人にはオススメだ。
「PowerAmp」は、あんスマの2012年ベスト音楽プレイヤーでもある定番アプリなのだが、スキンを入れるとHolo準拠な外観になる。機能や安定生にも定評があるアプリだ。ただ日数制限や機能制限を外すには有料版を購入する必要がある。


・Apollo | Seeing Pixels
・ApolloThemes Jelly Bean Free – Google Play の Android アプリ
・Poweramp Music Player (Trial) – Google Play の Android アプリ
・Poweramp Full Version Unlocker – Google Play の Android アプリ
・PowerampのICSテーマ – Google Play の Android アプリ

「Apollo」は作者サイト上で配布されているので、本体設定の「セキュリティ」「提供元不明のアプリ」にチェックを入れ、apkファイルをダウンロードしてインストールする必要がある。インストールが終わったらチェックを外しておこう。「Jelly Bean」テーマを入れて適用させるとHoloなデザインになる。「ARTISTS」に表示されるのは、last.fmから自動ダウンロードされるミュージシャン画像だ。

イコライザ機能なども搭載されている。



「PowerAmp」は、あんスマでも何度か紹介した定番音楽プレイヤーだ。無料の「ICSテーマ」でHolo準拠なデザインになる。

参考

動画プレイヤーは定番の「MX動画プレイヤー」で決まり

・MX 動画プレーヤー – Google Play の Android アプリ
・MX 動画プレーヤー Pro – Google Play の Android アプリ

あんスマで何度も紹介してきたアプリなので、この特集では、「Holo Dark」「Holo Light」両対応である、という点を指摘するに止めよう。

参考

ブラウザは「クイックコントロール」にも対応した「ICS Browser +」

スマートフォン標準搭載のブラウザを使っている人にオススメな、Holoなデザインのブラウザが「ICS Browser +」。「クイックコントロール」という機能に対応している点が特徴だ。画面の左右の端から中に向かってスワイプを行うと扇状のコントローラが表示され、このコントローラ上で「進む」「戻る」など、通常のブラウザであればツールバーボタンで行うような各種操作を行う。便利だしカッコいい機能だ。


・ICS Browser + – Google Play の Android アプリ

「クイックコントロール」が搭載されているという以外は、スマートフォンに標準搭載されているブラウザと同じような使い勝手なので、あまり違和感なく乗り換えできるはず。

「クイックコントロール」に表示される機能は、「設定」→「Quick Controls」→「Edit quick control rings」内で編集可能だ。

POP3/IMAP4メーラーは「MailDroid」

MailDroid – Google Play の Android アプリ

プロバイダーのメールアドレスなどを利用している人向けのメーラーアプリは「MailDroid」。インターフェイスに若干の癖があるが、使い勝手は悪くない、「Holo Dark」「Holo Light」両対応のメーラーだ。

設定項目は比較的多い。起動にパスワードを要求する機能も搭載されている。

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