登場してから半年くらいまでの要注目アプリを集めて一番を決めようというアワード企画「ベスト・オブ・ルーキーアプリ2012」、ノミネートアプリ発表の第4弾となるのが、画像や音楽、動画などを扱う「マルチメディア部門」だ。
Androidに標準搭載されている画像ビューアや音楽・動画プレイヤー、カメラなどのアプリは低機能であまり使いやすくないため、様々な代替アプリが公開されている。最近では、定番の多機能アプリにも存在しないユニークな機能で差別化を図っているアプリも増えてきているので、既に愛用のアプリがある人も見逃せないぞ。

授賞アプリの発表は、残る1部門と追加ノミネートアプリの発表後に行なわれる。選定基準にはネットでの注目度も盛り込まれるので、応援したいアプリがあったらTwitterやはてなブックマークなどに投稿してみて欲しい。

VLC Beta

オープンソースで開発されているマルチメディアプレイヤーのAndroid版。様々なファイル形式に対応し、音楽プレイヤーとしての機能も搭載している。掲載当時はGoogle Playストアに未登録だったが、現在はBeta版が登録済みだ。

Easy Video Player

バックグラウンドで待機しているアプリを終了させて利用可能なメモリを確保する機能が内蔵されており、動画再生の前に手軽に実行できるのが特徴の動画プレイヤー。MPEG-4を始め、AVIやWMVなど多くのファイル形式に対応している。

CameraNext

撮影した写真に加工を加えるフィルタ機能が充実し、「共有」アプリへの受け渡しなどの操作もスムーズに行なえるように配慮された日本製のカメラアプリ。

PicStudio

フリーハンドでの線の描画と明るさや色調補正、ぼかしなどのエフェクト機能の両方を備えた画像編集アプリ。スクロール式のツールバーで機能を素早く選択できる。

million moments

画像を自動で写真集のようなレイアウトで並べて、左右スワイプによるページめくり操作で閲覧できるデジタルフォトアルバムアプリ。画像に「ふせん」を付けてジャンルごとのアルバムを作成できる。

JSフォト

端末上の写真を「タグ」で分類できる他、PicasaウェブアルバムやFacebook、Twitterのアカウントに保存した画像の閲覧や端末との間での転送も可能な画像閲覧・管理アプリ。

Comitto!

LAN上の共有フォルダのファイルを直接読み込むことが可能で見開き表示やZIP/RAR圧縮ファイルにも対応したマンガビューア。大量のマンガをいちいち端末に転送せずに自宅の好きな場所で読める。

jetAudio Basic

老舗のWindows用音楽プレイヤーの開発元から登場したAndroid版。イコライザや区間リピート、再生速度変更など多彩な機能を搭載している。

BGVPlayer

MP3などの音楽ファイルだけでなくMPEG-4などの動画ファイルも音声部分を再生再生可能で、ファイル中の指定の範囲だけを切り出してプレイリストに登録する機能も搭載されている音楽プレイヤー。

Music Riff Studio

ギターやベース、ピアノ、サックス、ドラムなどロックミュージック向けの8種の楽器で2小節までのフレーズを作成できるミュージックシーケンサー。