手軽にロック系音楽のフレーズを制作できるシーケンサー「Music Riff Studio」

Music Riff Studio」は、タイムライン上をタップして音符を入力していくミュージックシーケンサーだ。ギターやベース、ピアノ、サックス、ドラムなどロックミュージック向けの8種の楽器が用意されており、ワンタッチで切り替えながら入力していける。音階の間を滑らかにつなぐグリッサンド奏法も使用可能だ。
音の長さが音符の形ではなく帯の長さで表される方式なので、小さなスマホの画面でも内容を把握しやすくなっている。また、フレーズをループ再生しながら入力を行なえるので、出来映えを確認しながら修正していくことが可能だ。
作成したフレーズはファイルとして保存しておける他、「共有」対応アプリに渡してメールなどで送ることもできる。
2小節までの短いフレーズしか作成できないので本格的な音楽制作には向かないが、出先で思いついたフレーズを書き留めておきたい場合などには便利に使えるだろう。

Music Riff Studio



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Music Riff Studioを起動すると、4分割された画面が表示される。右下領域の上部にある3つのアイコンの一番右を押すと、設定や保存、読み込みなどのメニューが表示される。まずは下の方にある「Demo1」などの項目を選択して、サンプルのフレーズを読み込んでみよう。


002
右下の領域の三角のアイコンを押すと編集中の内容のループ再生が始まる。再生しながらの編集も可能だ。


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各領域はドラッグでスクロールでき、画面を2本指で摘むピンチ操作で拡大縮小を行なえる。中央の「+」をドラッグすることで領域の大きさを変更することも可能だ。


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右上の一覧で楽器、右下の一覧で音の長さを選択し、左下の領域をタップして音符を配置していこう。入力された音符を再度タップすることで削除可能だ。グリッサンド奏法を使用するには、「glissando」にチェックを入れて、始点と終点をタップすればいい。この時、音の長さが「1/32」以外の場合は、終点のあとに平坦な音が続く形になる。左上の領域では、ドラムの楽譜を入力できるぞ。


005
メニューの「send riff to」を実行すると、「共有」対応アプリの一覧が表示され、作成したフレーズをメールアプリなどに送ることができる。


006
送られたファイルは、Music Riff Studioで開くことで読み込みを行なえる。

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2012年06月26日20時17分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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