アプリアワード大賞決定! 今年一番の要注目アプリは「ssFlicker」~ベスト・オブ・Androidアプリ2012

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システム管理部門賞の「ssFlicker」が大賞に選出!

  • Cerberus

    ssFlicker

    ホームボタンや画面端ドラッグ、端末のシェイク、通知欄などから呼び出せるランチャ。



  • スマートフォンをより便利で楽しくしてくれるアプリの作者さんへの感謝を込めてベスト・オブ・Androidアプリを表彰しちゃおうというアプリアワードもいよいよ大詰め。ついに今年を代表するイチオシのアプリが決定したぞ。
    100を超えるノミネートアプリの中から栄えある初代ベスト・オブ・Androidアプリに選ばれたのは、システム管理部門サブランチャーカテゴリにノミネートされた「ssFlicker」だ。
    サブランチャーは、通常のホーム画面よりも素早く呼び出して登録したアプリを起動できるアプリのこと。その中でもssFlickerは、ボタンのフリック操作というタッチスクリーンを活かした操作方式で、多数のアプリを登録して素早く起動できるのに加え、ウィジェットの設置などの機能も備わっており、トップクラスの利便性を実現しているぞ。

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    画面下部のボタンを抑えると上部に割り当ての一覧が表示され、起動したいアプリの方向にフリックするとアプリが起動する。ボタンは4×4個まで増やせ、それぞれ8方向に機能を割り当てられるので、最大128ものアプリを登録可能だ。
    ssFlickerの画面を呼び出す方法はいくつか用意されているが、画面上の特定の領域からスワイプ操作を行なうことで表示されるスワイプ起動がオススメ。開始領域の位置や太さは柔軟に設定できるので、キーボードなどと被りにくく使いやすい位置にしよう。
    ホーム画面のようにウィジェットを設置して素早く表示することも可能だ。さまざまなウィジェットアプリを、より活用できるようになるぞ。

    Androidアプリ界の発展を祈念して個人開発者が受賞!

    大賞の選考でまず焦点になったのは、「スマートフォンならではのアプリ」かどうかだった。その点では、紛失や盗難など携帯端末特有の脅威に備える「Cerberus」や、パソコン上のファイルを手軽に外出先で利用できるようにしてくれる「Dropbox」も有力候補に挙がった。便利さではいずれのアプリも甲乙付けがたい中で、最終的に大賞を選定する決め手となったのは、ssFlickerが個人開発のアプリだったことだ。

    Windowsでは、自分で使うために作ったソフトを公開している個人開発者が多数存在し、オンラインソフト界を盛り上げてきた。本格的な普及が始まったスマートフォンでも、今後はこうした個人開発のアプリが増えてくることが期待される。
    特に、野良アプリなら開発者登録料などの負担無しで手軽に公開できるAndroidには、アプリの自作に関心のあるユーザーが多く集まるだろう。ユーザー目線で作られた魅力的なアプリが充実していることで、さらに多くのユーザーが集まり、そこからまたアプリ作者が生まれるという循環が生まれれば、Androidアプリ界はどんどん発展していくはずだ。
    そんな来年以降への期待も込めて、今年の大賞はssFlickerに贈ることに決定したぞ。

    アプリアワード結果まとめ


    アプリアワード全体図



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    2011年12月29日17時23分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, , | Short URL
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