老舗音楽プレイヤーのAndroid版「jetAudio Basic」はイコライザや速度変更など多彩な機能を搭載

「jetAudio Basic」は、老舗のWindows用音楽プレイヤーメーカーから登場したAndroid用音楽プレイヤーアプリだ。5月に登場したばかりだが、15年の実績のあるブランドだけに、既に他の人気音楽プレイヤーに引けを取らない完成度となっている。
MP3やWAV、AACなど標準的な形式だけでなく、FLACやTTAなどマニアックな形式にも対応し、周波数特性を調節するイコライザーや、ワイドやリバーブ、X-Bassなどのエフェクト機能も搭載。音量を統一する自動利得調整やギャップレス再生などの機能も備えているので、コンピレーションやノンストップリミックスのアルバムも快適に鑑賞できるだろう。
更に、再生速度の変更や指定区間のリピート再生なども可能。画面の左右スワイプで前後の楽曲にジャンプできるなど操作性にも配慮が見られ、ホーム画面から操作できるウィジェットなども完備している。
多機能で使い勝手も良く、今後の音楽プレイヤーの有力な選択肢になってきそうなアプリだ。

jetAudio Basic – Google Play の Android アプリ



001
jetAudioを起動すると、端末のストレージ上の音声ファイルがアーティスト、アルバム別に分類されたプレイリスト一覧が表示される。上部のタブでアルバム一覧や全楽曲一覧、フォルダ表示や自作プレイリストの一覧に切り替え可能だ。


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プレイリストを選択すると楽曲の一覧が表示され、タップすることで再生が始まる。


003
楽曲をロングタップすれば、このようなメニューが表示され、プレイリストへの追加などを行なえる。


004
「Folder」では、ストレージ上のファイルをフォルダ単位で表示できる。


005
Folderビューでメニューの「Select」を実行すると右側にチェックボックスが表示され、選択したファイルを一括してプレイリストに登録可能だ。


006
楽曲の再生画面では、画面の左右スワイプで前後の曲にジャンプ可能。


007
再生画面上部のツールバーの左から2番目のボタンでは、周波数帯域ごとの音量を調節するイコライザーの画面に進める。まずは上部のドロップダウンリストでプリセットの設定を読み込んでみよう。


008
左から3番目のボタンでは、その他のサウンドエフェクトの設定パネルが表示される。エフェクト名の横のボタンをタップして点灯させ、ダイアルで強度を調節しよう。


009
下部のシークバーの下の時間表示の部分をタップすると、区間リピートや再生速度変更などの操作を行なうバーが表示される。


010
区間リピートを行ないたい場合、シークバーで開始地点に移動し、「A-B」のボタンをタップしよう。「A」が点灯した状態になるので、終了地点に移動してからもう一度A-Bボタンを押せば、区間リピートが開始される。


011
左右の「0.8x」や「1.2x」となっているボタンを押すと再生速度を変更できる。ロングタップするとこのようなメニューが表示され、倍率の変更が可能だ。


012
上部ツールバーの歯車のアイコンなどから表示できる設定画面では、曲の切り替え時の挙動を設定する「Auto advance track change」が「Crossfade」になっているので、「Gapless」に変更しておくといいだろう。


013
ホーム画面のウィジェット追加メニューからjetAudioを選択すれば、このような操作パネルで再生中の曲名を確認したり停止、スキップなどの操作を行なえる。

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2012年07月20日19時37分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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