最近登場した新鋭アプリの中から最も注目すべきアプリを選ぶ「ベスト・オブ・ルーキーアプリ2012」、ノミネートアプリ発表の第3弾は、Webブラウザやフィードリーダーなどネット上の情報を収集・閲覧するアプリを集めた「情報収集部門」だ。
多くの人が使用する重要ジャンルだけに、新たなアプリも多数作られているが、今回は中でも特に注目度の高いアプリをピックアップしてノミネートした。高性能なレンダリングエンジンやタッチ操作向けに工夫されたインターフェイスなど、それぞれが魅力的な特徴を備えているぞ。

部門賞や大賞の発表は、残り2部門のノミネートアプリが出揃ってから行なわれる予定だ。賞の選定基準には、記事へのアクセス数やソーシャルブックマークやTwitterでの言及数などのネットでの注目度も盛り込まれる予定なので、気に入ったアプリがあったら、Twitterやはてなブックマークで広めたりして応援して欲しい。
また、ノミネートアプリが発表済みの部門についても、賞の発表までに見つかったアプリは追加でノミネートする予定なので、リストにない要注目の新鋭アプリをみつけたら、ぜひTwitterやメールフォームなどで知らせていただきたい。

Chrome

独自にチューニングされたWebKit系レンダリングエンジンを内蔵し高速にWebページを表示可能なAndroid4.0以降専用のブラウザ。Googleアカウントを利用してパソコン版Chromeなどとデータを同期することも可能。

Firefox 14

独自のレンダリングエンジンを内蔵し拡張機能による機能追加なども可能なWebブラウザ。従来は独自に描画していたツールバーなどをなるべくAndroidに標準で用意されている機能を活用して描画するネイティブUIを採用するなど大幅なリニューアルが行なわれた事からノミネート対象とした。

Mikan Browser

シンプルなデザインながらツールバーやジェスチャーなどを柔軟にカスタマイズ可能な野良アプリのWebブラウザ。

iLunascape

タブやツールバーが片手で操作しやすい下部に配置されるなど操作性への配慮が充実したWebブラウザ。

jigbrowser+

ボタンの周りにアイコンがポップアップするメニューや、ブックマークや保存したページを素早く検索可能な検索ボックスなどを備え、操作性の良いWebブラウザ。

Yahooブラウザ

画面端のタッチで表示されるクイックコントロールメニューが特徴のWebブラウザ。検索バーはYahoo!Japan固定だが、様々な検索モードをワンタッチで切り替えて利用できる。

Floating Browser

他のアプリの手前に小窓でWebページを表示できるブラウザ。小さい画面ながら、複数のページを開いてタブで切り替えて閲覧することも可能。

Flipboard

画面の縦フリックでページをめくるような感覚で読み進められるフィードリーダー。TwitterやFacebookのアカウントを登録してフォロー中のユーザーの書き込みをまとめてチェックしたり、気に入った記事を投稿することも可能。Google+にも対応している。

Googleカレント

記事本文がページ分割され横フリックで閲覧するのが特徴のフィードリーダー。端末を横向きにした場合、左右分割の段組レイアウトで見易く表示される。

２ぃとちゃん

お気に入りに登録した板やスレッドの一覧が起動時に表示され、素早くアクセス可能な2ちゃんねる専用ブラウザ。