使いやすさ抜群のタブや密集リンクの拡大ポップアップなどAndroid版Chromeの便利な機能をチェック

chrome_iconAndroid版Chromeの最大の特徴が、開いているページの画面一覧を折り重なったカードのように表示するタブ切り替え機能だ。ページ数が増えてもタイトルの表示文字数が減ったりせず、多くのページを一覧表示して素早く選択できる。不要になったページを横にフリックするだけで閉じられるのも便利だ。Android用のブラウザのタブは、スマホの小さな画面でも使いやすいようにさまざまに工夫されてきたが、Chromeのタブはそんな中でもトップクラスの使いやすさを実現しているぞ。
また、リンクが密集しているところをタップすると拡大図がポップアップする機能も便利だ。Opera Mobileにも密集リンクのタップ時に自動でズームする機能があるが、読みやすい大きさに調節していたズーム倍率がミスタップで変わってしまうのが難点だった。ポップアップするだけのChromeの方式なら、このような問題は生じないので快適だ。
他のブラウザでも見かける機能としては、履歴などを残さないプライベートタブ機能や、パソコン版Chromeとの同期機能なども搭載されている。Android4.0標準ブラウザにもあるUser-Agent変更によるパソコン用のページへの切り替え機能がないなど、不満点もまだ多いが、正式版までにはある程度改善されるだろう。
性能だけでなく使い勝手も優れているChromeだが、現在の所Android 4.0にしか対応していないのが難点だ。4.0搭載端末もなかなか増えてこないので、どうにか2.xにも対応してほしいところだ。

browser_201起動時の画面には、パソコン版と同様によくアクセスするサイトが表示され、素早く開けるようになっている。

browser_202リンクのロングタップなどから、新しいタブを開ける。

browser_203右上の数字の書かれたアイコンをタップすると、このように開いているタブの一覧が表示される。

browser_204画面内に収まっていないタブは、画面ドラッグによるスクロールで表示させられる。現在どの辺りを表示しているかは、上の方に集まっているタブの数で判断可能だ。

browser_205二本指でつまむような操作をすると、タブ間の幅を調節できる。このように、たくさんのページのタイトルを一覧表示可能だ。

browser_206逆に、幅を広げれば画面内容を素早くプレビュー確認することもできる。

browser_207タブを閉じるには、横にスワイプするだけでよい。小さなクローズボタンをタップしなくて良いので、素早い操作が可能だ

browser_208ページ表示中には、画面左右端からのスワイプでも、隣のタブに切り替えることも出来る。いくつかのサイトを切り替えながら閲覧したい場合に便利だ。

browser_209リンクが隣接している箇所をタップした場合、このように拡大画像がポップアップし、タップした方のリンクが開かれる。

browser_210新規タブを開く画面の下部の右端のボタンで表示できる同期端末のページには、同じGoogleアカウントにログインしているChromeで開いているタブが表示される。パソコンで見つけたサイトを素早くスマホに送れるのだ。

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2012年02月12日23時09分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード:, , | Short URL
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