ノートPCのタッチパッド風の操作でパソコンを遠隔操作可能な「MultiVNC」

MultiVNC」は「VNC(Virtual Network Computing)」のサーバが実行されているパソコンをネットワーク経由で遠隔操作するクライアントアプリだ。オープンソースで開発されていた「android-vnc-viewer」をベースに、マウスカーソルの操作性などの使い勝手が改良されている。
MultiVNCでは、画面の上部をドラッグするとマウスカーソルが移動し、下部の3つのボタンでマウスボタンの操作を発生させるという、ノートパソコンのタッチパッドのような操作方式が採用されている。android-vnc-viewerで採用されていた画面のタップがその位置のクリックになる方式と違い、画面を拡大しなくても狙った位置を正確にクリック可能だ。
また、メニューの「Toggle View」を実行すれば、画面の転送を省略して、マウス操作のみを転送することも可能だ。楽な姿勢で操作したい場合や、マウスが故障してしまった場合などに、スマホをポインティングデバイス化するのにも役立つぞ。


001
パソコンにUltraVNCなどのVNCサーバをインストールして起動したら、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから「Admin Properties」で接続設定画面を開こう。


002
接続に必要なパスワードなどの設定を行なっておこう。


003
Android上でMultiVNCを起動したら、パソコンのIPアドレスやVNCサーバに設定したパスワードを入力し、下部の「接続」ボタンを押そう。


004
このように、パソコン上の画面が表示される。マウスカーソルの周りには半透明の円が表示され、カーソルを見失いにくくなっている。最初の画面表示が正しく行なわれない場合、メニューの「Toggle View」を2回実行すれば正常に表示されるようだ。


005
画面上部をタッチしてドラッグすると、パソコン上のマウスカーソルが移動する。下部の3つの長方形がそれぞれマウスボタンに対応しており、タッチ操作でクリックやダブルクリック、ドラッグなどの操作が可能だ。


007
二本指でのピンチイン・ピンチアウト操作で画面を拡大縮小できる。


008
拡大した場合、マウスカーソルが画面に収まるように自動スクロールするぞ。


009
画面をロングタップするとこのようなボタンが表示され、中央のキーボードボタンを押せばスクリーンキーボードが表示される。



画面を2本指でタッチして同時にドラッグするジェスチャで、上下左右のキー操作を発生させられる。矢印キーのないスクリーンキーボードでカーソル移動をしたいときなどに使うといいだろう。


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メニューボタンを押すとこのようなメニューが表示され、特殊キーの送信などの機能を実行できる。「Toggle View」を実行すれば、画面表示を停止できるぞ。

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2012年06月12日00時24分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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