「MikanBrowser」には、画面のタッチ&ドラッグで移動する擬似的なマウスカーソルを表示する機能も用意されている。最近増えている5インチなどの大画面スマホでは、片手で持って親指で操作していると画面の上部などに指が届きにくくて困ることがあるが、この擬似マウスカーソル機能を使えばどこでも同じようにクリックできるぞ。
また、控え目な大きさの端末でも、親指だけでタッチ操作する片手持ちでは小さなリンクはタップしづらいし、二本指でのズーム操作もできないが、擬似カーソルを利用すれば正確なクリックが可能だ。
なお、マウスカーソル表示時は画面ドラッグによるスクロールは出来なくなる。代わりに二本指でのドラッグがスクロールになるが、片手操作時には使いにくいので、ツールバーなどに画面スクロールアクションを割り当てておくといいだろう。

割り当てアクションの選択画面で、中盤あたりにある「マウスポインター」を割り当てよう。

割り当てた「マウスポインター」アクションを実行すると、このようなカーソルが表示される。もう一度「マウスポインター」アクションを実行するか、端末のバックボタンを押すと通常モードに戻るぞ。

カーソルは画面のドラッグで移動でき、タップやロングタップを行なうとカーソル位置付近のリンクなどを操作できる。