【要root】素早くWi-Fiデバッグ接続をON/OFFできる「ADB over WIFI Widget」

Android端末をパソコンに接続して様々な機能を利用できる「デバッグ接続」は、Wi-Fiネットワーク経由でも利用できる。ケーブルが邪魔にならず、ステータスバーに余計なアイコンが表示されないなど、USBデバッグ接続よりも快適だ。
しかし、標準の方法でWi-Fiデバッグ接続を可能にするには、一旦USBで接続して「adb tcpip」コマンドを実行なければならない。また、端末を再起動すると無効に戻ってしまい、再起動するたびにUSB接続して有効化し直すのは面倒くさい。
「root化」された端末なら、USB接続無しでもWi-Fiデバッグ接続の有効・無効を切り替え可能だ。「ADB over WIFI Widget」を利用すれば、ホーム画面に設置したウィジェットをタップするだけで、手軽にWi-Fiデバッグ接続の有効無効を切り替えられるぞ。

ADB over WIFI Widget – Google Play の Android アプリ




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ホームアプリのメニューからウィジェットの追加を実行し、「ADB over Wifi」を選択しよう。


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設定画面が表示されるので、必要に応じて設定を変更し、末尾の「OK」を押してウィジェットの作成を実行しよう。


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このようなウィジェットが設置されるので、Wi-Fiデバッグ接続の有効・無効を切り替えたくなったらタッチしよう。


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初回使用時には、root権限の使用許可確認画面が表示されるので、「許可」を押そう。


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Wi-Fiデバッグ接続が有効になると、ウィジェットに色が付き、端末のIPアドレスと待受ポートが表示される。


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あとは同じWi-Fiネットワークに接続されたAndroid SDK導入済みのパソコンから「adb connect (端末のIPアドレス):(待受ポート)」のようなコマンドを実行すれば、Wi-Fi経由でデバッグ接続の機能が利用可能になるぞ。

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2015年08月10日07時47分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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