デバッグ接続からの「adb uninstall」はアンインストールを妨害するアプリを消し去る最終手段

有害なAndroidアプリには、自身のアンインストールを妨げる仕掛けが施されていることがある。常に最前面に表示されるウィンドウを表示して画面のタップを妨害したり、ホームボタンを押したときに呼び出されるアプリとなってアプリ管理画面にたどり着く道を断つなど、手口はさまざまだ。
悪意のないアプリでも、不具合や設定ミスによってこのような状態に陥ってしまうこともある。
このようなアンインストール困難なアプリをアンインストールするために役立つのが、パソコンとのデバッグ接続だ。追加コンポーネントの「platform-tools」に含まれる「adb」というプログラムを使うと、端末を接続したパソコン上での操作だけで、指定のアプリをアンインストールできるぞ。
端末のデバッグ接続の設定が有効になっていないと、この手段も使えなくなってしまうので、新たなアプリを試す場合は、念のためあらかじめデバッグ接続を有効にしておくといいだろう。
ただし、デバッグ接続が有効に設定されていると、ロック解除のパスワードを知らない人でもアプリのインストールなどを行なえるようになってしまうというリスクがあるので、端末を普段持ち歩く場合は無効に設定しておいたほうが安全だ。

adbuninstall_001以下の記事を参考に、Androidの設定画面の「開発」の画面で「USBデバッグ」にチェックを入れ、パソコンにAndroid SDKやデバッグ用ドライバをインストールして、デバッグ接続の準備をしておこう。

パソコンにAndroid SDKとデバッグ接続用ドライバを導入してUSBテザリングの準備

adbuninstall_002次に、「ファイル名を指定して実行」で「cmd」と入力するなどしてコマンドプロンプトを起動し、「cd /d (Android SDKのインストール先フォルダパス)\platform-tools」のようなコマンドを入力して、Android SDKのplatform-toolsのフォルダに移動する。

adbuninstall_004「adb uninstall 」に続いてアンインストールしたいパッケージの識別名を入力することで、アンインストールを実行できる。成功すれば「Success」と表示されるはずだ。

adbuninstall_005なお、「デバイス管理者」として設定されているアプリは、この方法でもアンインストールできない。デバイス管理者として設定するかどうかを問い合わせるこのような確認画面が表示されたときは、無闇に「有効にする」を押さないように十分注意しよう。


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2012年04月08日18時09分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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