顔文字入力ツール「KaoMash」は外部変換辞書アプリとしても役に立つ

「KaoMash」は、日本語入力アプリの「マッシュルーム」アプリ呼び出し機能から呼び出して使う顔文字入力アプリだ。文字入力アプリ側で読みを入力している状態で起動すると、その読みに対応する顔文字が表示され、選択した顔文字を入力できる。
初期状態で2000件以上の顔文字が登録されている他、自分で読みと顔文字を入力して追加することも可能。辞書ファイルから一括登録することも可能だ。

顔文字用ということになってはいるが、人名や用語などその他のテキストの入力にも利用できる。
Android用の日本語入力アプリでは、変換辞書に登録できる語句の最大数が少なかったり、沢山登録すると動作が遅くなってしまうものが多いので、たまにしか使わない辞書はKaoMashに登録しておくといいだろう。
ネット上には様々な人名や用語を集めた変換辞書が公開されている他、あんスマが用意した「ユーザー辞書変換」を使えば、Wikipediaの人物名一覧などのページから辞書を生成することも可能だ。

KaoMash – Google Play の Android アプリ


フリーのIME・ATOKユーザ辞書リンク集 | mwSoft



001

顔文字を入力したい場面で、入力したい顔文字の読みを入力した状態で、マッシュルームアプリの呼び出し操作を行おう。マッシュルーム呼び出しは、「記号」キーの長押しやフリックなどに割り当てられていることが多いぞ。


002

呼び出すマッシュルームアプリの選択画面で、「KaoMash」を選択。


003

初回起動時には、内蔵の辞書の初期化処理に数秒ほどかかる。


004

このように、入力していた読みに対応する顔文字が一覧表示されるので、入力したい顔文字を選択しよう。


005

選択した顔文字が、文字入力を行っていた位置に入力されるぞ。


006

メニューボタンからは、辞書登録や検索などの機能を呼び出せる。
なお、読みを入力していない状態で起動すると、すべての登録語句が一覧表示されるぞ。


007

起動してからメニューの「検索」を利用することでも、登録語句を絞り込むことが出来る。


009

項目の長押しメニューからは、項目の登録や削除が可能だ。


010

メニューの「追加」や、項目長押しメニューの「編集」では、読みと語句、カテゴリを指定して登録や変更が可能だ。


011

メニューの「辞書にファイルから追加」では、上部に表示される入力欄にファイル名を入力して「読込」を押すことで、辞書ファイルから語句を一括登録できる。「上書きする」を選択すると既存の登録語句は消去されるぞ。
なお、辞書ファイルの形式によっては正常に読み込めないので、上手く行かないときはあんスマが用意した「ユーザー辞書変換」で変換してから読み込んでみよう。



012

このように、人名も登録できたぞ。

関連記事

2014年05月14日04時43分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事