端末標準の文字入力の変換精度に不満があれば「Google日本語入力」を試そう

「Google日本語入力」は、Googleによって開発されている日本語入力アプリだ。
Web上の膨大なテキストデータを扱うGoogleが作っているだけあって、変換精度は抜群。「このきのう」→「この昨日」のような意味不明な候補が出てくることは少なく、スムーズな文章入力が可能だ。また、ネットスラングや最新の流行語などにもバッチリ対応しており、いちいち自分で辞書登録をしなくても様々な語句を変換できる。
変換精度の高い日本語入力アプリとしては「ATOK」が有名だが、こちらは1500円もする有料アプリなので気軽には手を出せない。端末標準の文字入力アプリの変換精度に不満があるという人は、まずは無料のGoogle日本語入力を試してみるといいだろう。
あんスマでは、初登場時や新機能追加のバージョンアップ時に何度かGoogle日本語入力を紹介してきたが、今回は改めて各機能を紹介していくぞ。

Google 日本語入力 – Google Play の Android アプリ



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Google日本語入力をインストールし、ホーム画面のアイコンからアプリを開くと、このような確認画面が表示されるので、「次へ」を押そう。


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入力方法のセットアップ画面に続いて、Google日本語入力の設定画面が表示されるので、まずはキーボードのレイアウトを選択しよう。ケータイ配列やQWERTY配列の他に、12マスに母音やよく使う子音を優先的に配置したローマ字入力用の配列「Godan」も選択できる。なお、スクロールして画面の中心に表示しただけでは選択されたことにはならず、タッチしてハイライト状態にする必要がある事に気を付けよう。


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「ソフトウェアキーボードの詳細設定」では、キーボードの大きさなどを設定可能だ。


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QWERTY配列の場合、このようなキーボードが表示される。「このきのう」では「この機能」という正しい候補の他に「この昨日」などの候補も表示されるなど、可能性のある候補をなるべく余さず表示するようになっているぞ。


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最近有名になった人物の名前などもバッチリ変換できる。


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「あa」キーのロングタップでこのようなメニューが表示され、設定や入力方法の切り替え、音声入力、「マッシュルーム」拡張アプリの起動などを行える。


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設定の「ソフトウェアキーボードの詳細設定」で「左寄せ」を選択すれば、このようにキーボードを横に寄せて、大画面のスマホでも片手持ちで親指が届きやすくなるぞ。


辞書ファイルから単語をインポート


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単語登録を行うユーザー辞書では、辞書ファイルからのインポートも可能だが、少々手順が分かりにくい。
Google日本語入力の設定画面からインポートを実行することは出来ず、ファイルマネージャなどのアプリから辞書ファイルを開き、ファイルを開くアプリの候補に表示される「辞書ツール」を選択する必要があるぞ。


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辞書ファイルをGoogle日本語入力の辞書ツールで開くと、インポート先の辞書の選択画面が表示される。初期状態では新規辞書として追加することになるが、既存の辞書に追加したい場合は一覧から辞書を選択しよう。


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このように、複数の単語を一挙に登録できたぞ。辞書ツールの画面では、単語を選択して修正したり、左端のチェックボックスをタッチして選択した項目を下部中央のボタンで削除できる他、右下のメニューボタンから辞書ファイルへのエクスポートなども可能だ。


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辞書ツール左下のボタンで新規の単語登録を行える。

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2014年05月01日10時24分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード: | Short URL
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