Android4.2以降のクイックセッティング画面を素早く開ける「Expand Statusbar」

限られたバッテリをやりくりしなければならないスマホでは、Wi-Fiなどの機能のオンオフをこまめに切り替えたいところだ。そこで、通知画面などに切り替えボタンを表示するアプリが多数作られており、独自機能としてこのような切り替えボタンを備えている端末も多い。
Android4.2からは、標準機能として「クイックセッティング」画面が用意されるようになったが、通知画面を表示してからさらにボタンを押して画面を切り替えなければならないため、あまり「クイック」とは言えない代物になってしまっている。
そんなクイックセッティング画面しか用意されていない端末では、切り替えボタン表示アプリを別途導入した方が快適だが、標準のクイックセッティングにも利点はある。それは、システム設定の切り替えを行う権限(パーミッション)を要求するアプリを新たにインストールしなくて済むということだ。このような重要なパーミッションは、有害アプリに悪用されると深刻な被害を許してしまう恐れがある。
標準のクイックセッティング画面を活用したければ、 Quan Softwareという開発者の「Expand Statusbar」を使ってみよう。実行すると通知欄を展開するアプリだが、クイックセッティング画面を直接開くことができるぞ。
このアプリを各種サブランチャーアプリから呼び出せば、いつでも素早く設定の切り替えを行えるだろう。

Expand Statusbar – Google Play の Android アプリ



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Expand Statusbarを最初に起動すると、このようなダイアログが表示されるので、「Save as default choice」のチェックボックスにチェックを入れて、「Quick settings」をタップしよう。


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このようなクイックセッティング画面が開かれるぞ。


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次回以降はアプリを実行するだけで即座にクイックセッティング画面が開かれるようになる。


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間違って「Notifications」を開くように設定してしまった場合は、Androidの設定の「アプリ」でExpand Statusbarの詳細情報画面を開いて「データを消去」を実行しよう。
通常の通知欄を開けるようにしたい場合は、別途「Status Bar Expander」などの通知画面展開アプリを導入するといいだろう。。

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2014年04月09日18時41分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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