ホーム・ドロワーのグリッド数や画面遷移の効果を変える、「Nova Launcher (Prime)」の基本テク

「Nova Launcher」は、第一印象としては割と地味だ。docomoの「Palette UI」など携帯キャリア・携帯メーカーが用意しているホーム画面アプリと、あまり大きな違いがない、と思えるかもしれない。しかし、基本的な動作が軽快な点と、カスタマイズ性が高い点が特徴。動作に関しては実際に試して貰うしかないので、ここではカスタマイズ性について説明しよう。
「Nova Launcher」の設定を変更するには、ホーム画面でメニューボタン「Nova設定」を開く。「デスクトップ」「ホーム画面のグリッド数」で、ホーム画面上にアイコンを何個並べるか設定することができる。最近の高解像度なスマートフォンであれば、デフォルトの「4*4」ではスカスカだ。「5*6」くらいでちょうど良いだろう。……つまり、一つの画面に並べられるアイコンが16個から30個と、2倍弱になる訳なので、これだけでもアプリの整理がだいぶやりやすくなるはずだ。
また、Androidでは、インストールされているアプリの一覧画面を「ドロワー」というが、この「ドロワー」についても、同様にグリッド数と、さらに、スクロール方法を設定できる。デフォルトでは、左右にページをめくってスクロールするスタイルで、「スクロール効果」が設定されているのだが、この「スクロール効果」を変更することもできるし、継続的に上下にスクロールする「垂直方法」を選択することもできる。好みにもよるが、ドロワーは、インストールされているアプリを名前順に並べたものなので、アプリを入れたり消したりすることで、あるアプリの場所が勝手に変わる。従って、例えば「Googleマップは3ページ目の右下」というように覚えて使うことはできず、左右にページをめくる操作は割と余計だ。「垂直方法」の方が使いやすい、という人が多いのでは。


Nova Launcher – Google Play の Android アプリ
Nova Launcher Prime – Google Play の Android アプリ

「Nova Launcher」をインストールして起動。メニューボタン「Nova設定」で「Nova Launcher」の設定を開く

ホーム画面周りの設定は「デスクトップ」。「外観と操作感」にもデザイン周りの設定がある

「ホーム画面のグリッド数」をタップ

デフォルトでは「4*4」だが、1280*720など高解像度な機種なら「6*5」くらいに増やすのがオススメ

グリッド数を自分で設定できるのだ。なお、デフォルトではドックもスクロールで切り替わるようになっているが、不要なら「ドック」「ドックのページ数」を「1」にしておこう


ドロワーのグリッド数なども設定

「ドロワー」「ドロワースタイル」でスクロール方向を、「スクロール効果」で「水平」の場合のページ切り替え表現を、「ドロワー背景の透過度」で透明度を設定する。「ドロワーアプリグリッド」をタップ。こちらも「6*5」にしておこう



ドロワーは、ある程度ごちゃっとなっていて、かつ、水平スクロールで一気に下まで移動できる方が使いやすいはず

ホーム画面のスクロール方法を設定

「デスクトップ」「スクロール効果」で設定を行う。デフォルトでは「キューブ」になっている。派手で良いのだが、毎日使う分には少し目障りかも

無料版でも設定変更は可能だが、全ての項目を使うには有料版を購入する必要がある

好み次第だが、有料版限定の「タブレット」は、見た目的なキレイさと「目障りでない」という意味での落ち着きのバランスが良い。なお、このアニメーションの速度は、「外観と操作感」「スクロール速度」で変更可能だ

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2012年10月12日21時59分 公開 | カテゴリー: カスタマイズ | キーワード:, , | Short URL
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