パソコン上で仮想的なAndroid端末を動作させるエミュレータを準備しよう 特集その1

Android4Androidアプリの開発者などのために公開されている「Android SDK」には、パソコン上でAndroid端末の動作を再現できるエミュレータが用意されている。Android4.0を実行するためのパッケージも既に公開されているので、いち早く最新のAndroidを体験してみたい人は、エミュレータを使ってみるといいだろう。
エミュレータを実行するときに注意すべきなのは、パソコンの使用可能メモリ容量だ。仮想端末のメモリ容量を標準設定の512メガバイトにした場合、合計800メガバイト程度のメモリが必要となる。2ギガバイト以上の物理メモリを搭載したパソコンで実行するのが望ましいだろう。

ics_0101Java SE Development Kit」をダウンロードしインストールしたら、最新の「Android SDK」のZIPファイルを「C:\Program Files」など適当なフォルダに解凍し、「SDK Manager.exe」を実行しよう。

ics_0102パッケージの一覧が表示されたら、少なくとも「Android SDK Platform-tools」と「Android 4.0」の「SDK Platform」、「ARM EABI v7a System Image」にチェックを入れて、右下のインストールボタンを押そう。

ics_0103確認画面が表示されたら、「Install」を押す。

ics_0104すべてのパッケージのダウンロードとインストールが完了するまでには数分程度かかる。完了したら「Close」を押してSDK Managerを終了しよう。

ics_0105次に、「AVD Manager.exe」を起動し、「New」ボタンを押す。

ics_0106「Name」に適当な名前を入力し、「Target」で「Android 4.0」を選択し、「SD Card」の「Size」を256程度に設定して、下部の「Create AVD」ボタンを押そう。

ics_0107登録された仮想端末を選択し、「Start」ボタンを押せば、仮想端末が起動される。

ics_0108起動処理中には、このような画面が表示される。起動が完了するまでには、数分程度かかる場合がある。

ics_0109起動が完了すると、このようなロック画面が表示される。真ん中の円を鍵のアイコンにドラッグすれば、ホーム画面に進めるぞ。

Java SE Development Kit
Android SDK


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2011年10月20日18時09分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:, | Short URL
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