パソコンさえあればAndroidアプリは無料で作れる!まずは開発環境を導入しよう 特集その1
Androidアプリの作成には、「Eclipse」という統合開発環境を使うのが標準的だ。「Pleiades All in One 日本語ディストリビューション」という日本語表示のパッケージがあるので、英語が苦手な人はそちらを利用しよう。
Eclipseのほかには、「Android SDK」もインストールしておく必要がある。また、Pleiadesではなく通常のEclipseを使う場合は、別途「JDK」のインストールも必要だ。
各プログラムをインストールしたら、Eclipse上でAndroid SDKと連携するためのプラグインをインストールし、SDKのインストール先を設定しよう。次に、Android SDKのコンポーネント管理ツールで、「Platform Tools」と自分の利用している端末のAndroidバージョンに対応した「SDK Patform」をインストールすれば、開発環境の構築は完了だ。
導入手順は少々煩雑だが、必要なプログラムはすべて無料で入手できるので、ネットに繋がったパソコンさえあれば追加の費用は一切不要だ。ぜひ気軽にAndroidアプリの自作に挑戦してみよう。
まず、「Pleiades」の配布サイトに行き、最新版のダウンロードページで「Java」の「JREあり」のバージョンをダウンロードして、圧縮ファイル内のフォルダ群を「C:\Program Files」などのフォルダに解凍しよう。
次に、Android SDKのダウンロードページで、ZIPファイルをダウンロードして「C:\Program Files」など適当なフォルダに解凍する。
Pleiadesに含まれていた「eclipse」フォルダ内の「eclipse.exe」を実行しよう。
開発データの保存先フォルダを選択するダイアログが表示されたら、必要に応じてフォルダを変更して「OK」を押そう。
Eclipseが起動したら、メニューの「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」を実行しよう。
インストールダイアログで、上部の「作業対象」欄の右の「追加」ボタンをクリックする。
「リポジトリーの追加」ダイアログが表示されたら、「名前」に適当な名前を指定し、「ロケーション」に「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」と入力して「OK」を押そう。
「作業対象」で登録した項目を選択すると、インストール可能項目の一覧に「開発ツール」が表示されるので、チェックボックスをONにして「次へ」を押そう。
ライセンス画面が表示されたら、「使用条件の条項に同意します」を選択して「完了」を押そう。
ダウンロードとインストールが始まり、途中で署名無しコンテンツのインストール確認ダイアログが表示されるので、「OK」を押して続行させよう。
インストールが完了すると、再起動を促すダイアログが表示されるので、「今すぐ再始動」を押そう。
Eclipseが再起動したら、メニューの「ウィンドウ」→「設定」から設定画面を開こう。
左のツリーで「Android」を選択し、「SDK ロケーション」の欄で「参照」を押す。
Android SDKのアーカイブから解凍して設置した「android-sdk-windows」のフォルダを選択し、設定ダイアログに戻ったら「OK」を押そう。
次に、メニューの「ウィンドウ」→「Android SDKおよびAVDマネージャー」を実行する。
パッケージの管理画面が表示されたら、左のリストで「Available packages」を選択し、右のツリーの「Android Repository」で「Android SDK Platform-tools」と、自分の利用している端末に合ったバージョンの「SDK Platform」の項目にチェックを入れて、「選択項目をインストール」を実行しよう。
確認画面で「インストール」を押せばインストールが開始される。
ADBを再起動してよいか問い合わせるダイアログでは、「はい」を押そう。
インストールが終了したら「閉じる」ボタンを押し、AVDマネージャーのウィンドウも閉じれば、Androidアプリの作成準備は完了だ。
・Android SDK
・Pleiades All in One 日本語ディストリビューション (Java)
・Eclipse
・JDK
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2011年10月17日16時35分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:アプリ, 特集 | Short URL
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